緊急事態宣言中なので埼玉県内の山に行く
その3 南天山
2021.06.13
その3 南天山
2021.06.13
現在、北海道、東京都、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県、沖縄県に「緊急事態宣言」が出されています。私の住む埼玉県は入ってはいませんが、さいたま市と川口市等が「まん延防止等充填処置」の対象となっています。幸い私の住む行田市は対象となってはいません。
高尾山みたいに三密の取れないような山や、温泉、食堂に行かなければ大丈夫とは思いますが、緊急事態宣言が解除されるか、ワクチン注射をするまでは、遠くの山は避け、埼玉県内の山を登ろうと思います。いつまで続くかわかりませんが。
埼玉県の山(その3) 南天山(1,483m)
荒川の上流、中津川の奥にある山。かつてこの山の存在は知られていなかったが、日本登高会の川崎精雄(まさお)が『気になる山』というエッセイを書いてから俄然、人気のある山となってしまった。それでも、登る人はわずかである。山そのものは小さなコブだが、その名前にひかれるものがある。かつてこの山頂に立つには鎌倉沢の源頭から試行錯誤しながら山頂に達したものであったが、ここ数年の間にすっかりりっぱな登山道が整備されてしまった。 (YAMAKEI ONLINEより)
登った日:2021年6月13日
天気:曇りのち雨
登った人:私
行程:自宅(6:00)ー(8:15)南天山登山口(8:35)ー(9:04)法印の滝(9:05)ー(9:32)沢コースと尾根コースの分岐点(9:40)ー(10:32)南天山(10:45)ー(10:55)沢コース下降点(11:00)ー(11:27)沢コースと尾根コースの分岐点(11:35)ー(12:14)南天山登山口(13:30)ー(16:10)自宅
登山口前の駐車場に到着。すでにナンバープレート「12-23」の車が止まっていました。ひょっとして私と同じ誕生日の人かな?
登山口。黄色い看板が・・・
お約束!今回はクマ鈴とラジオのハイブリットクマ対策をしました。
鎌倉沢という名の沢沿いに進みます。こんな高いところを歩いたり、下の写真ののように沢筋まで下りて歩きます。
高いところはこんな感じ。滑るとやばいかも。
低いところはこんな感じ。沢を渡るところは橋が架けられていて、徒渉はないです。
こんな岩場の鎖場もありました
法印の滝 水量が少ない
法印の滝の上にあった小さな滝。岩の色を見ると水量の多いときは黒いところも水が流れていると思われます。
尾根コースと沢コースの分岐点からは、尾根コースを登路に選びました。ここからの登りは急斜度のジグザグ道。ゆっくりゆっくり・・・。しばらくすると木々の間から稜線が見えてきました。ずっと谷筋の道だったので、曇っていても稜線が見えるってとても新鮮です。
登山口(815m)から尾根コース・沢コース分岐点(1088m)までは、鎌倉沢に沿って歩きます。ただ、沢の横を歩くだけではなく、V字谷の斜面を登って下って沢を渡って、反対側の斜面を登って下っての繰り返し。沢を渡るにはちゃんとした梯子のような橋が架けられているので、安心。
尾根コースは急斜面をジグザグに登っていく道。一歩一歩、自分との闘いです。でも道はすごくきれい。木の根っこや岩もほとんど無く、歩きやすいです。でも、蜘蛛の巣が結構顔や腕に絡みつきます。すると、操られたように足の動きが鈍る・・・那田蜘蛛山かここは?(鬼滅の刃を参照してください) ーいえいえ、足の動きが鈍るのは、歳のせいですよー(胡蝶しのぶ調で)。
下山時に使った沢コース、稜線から鎌倉沢源頭までは、尾根コース同様、急ですがきれいな歩きやすい道。鎌倉沢源頭から斜度は緩くなり、石・岩が出てきます。
頂上です。バックは両神山。
両神山アップです。この天気でこのくらい見えれば満足です。でも青空だったら大満足かな。
頂上手前で下山中の中年のご夫婦に出会いました。車のナンバーの話をしたら、やはり、ご主人の誕生日だとか。同じ誕生日の人が同じ山にいるってミラクル?
今日出会ったのはこの人たちだけ。天気もそんなに良くなかったけど・・・。人がいない山って、何か出そうで怖いです。でも登ってしまう。
写真を撮っているときには気づかなかったのですが、鳥(蝶?)が写っていました。
頂上で、キュウリをポリポリ食べていると、ぽつっと冷たいものが・・・下りますか。そういえば、頂上で自撮りするのを忘れてました。雨の気配があったので慌ててたみたい。
帰りは沢コースを降りるため、稜線をちょっと西へ進みます。こんな木がありました。樹皮が剥がれています。こういう木なのかしら?病気?それともケモノに?
今回唯一の花。ヤシオツツジ。葉っぱも出ていて、花もしおれかけてていました。
稜線から沢コースを下ります。まずは尾根コースよりも急な感じの斜面をジグザグに。道はきれいで歩きやすいです。
尾根コースと沢コースの分岐点に下りてきました。写真右側の河原で昼食にしようと荷物を下ろしたとたんに強い雨。昼ご飯はあきらめ、カメラをリックにしまって、合羽を着て駐車場を目指します。合羽を着るのは何年ぶりだろう。
沢の近くは1枚岩が多く、雨に濡れて滑りやすい。一度右足がちょっと滑って、体中に力が入ったとき、電気のようなものが腰にピシッときて、そして痛みが・・・。荷物を持ったり、歩くのはなんともないけど、上体を前に屈むと腰に痛みが・・・。ぎっくり腰かしら?
無事(?)下山。汗びっしょり。まずは着替え。温泉で汗を流したいけど、感染防止のため我慢我慢。この日、ここまでの歩数は16000歩でした。
弱い雨が降っていたので、車の中でカップ麺の昼ご飯。すると登山口からサルが出てきました。7~8匹くらいいたかなあ。かわいい子ザルも2匹いました。
スマホの調子が悪いのか。GPSのスタート点がうまく取れていない。アプリを起動したときは、現在位置をちゃんと表示していたのですが・・・