経ヶ岳（佐賀県最高峰） （1075.7m）

登った日：2019年6月2日  天候：曇り

登った人：私

県境のトンネルを抜け、佐賀県に入る。トンネル出口の先に駐車場がある。ほかに車はない。ひとりだけかも・・・。すぐに出発する。すでに13:30だ。まだ雨は降っていない。登山口から先は何となく暗い森の中への道という感じだ。斜度はちょうど良く歩きやすい道だが、ところどころ崩れているところがあった。また、苔むした石が結構転がっている。斜度が上がり、水のない沢を横切りながらの道となる。ちょっとガレている道を登ると林道に出た。ここからも同じような道だ。先日登った棒ノ折山と何んか似ているような感じがする。 

馬の背に到着。休もうかと思ったが、雨が不安なのでそのまま歩く。ここからは尾根道となり、小さなピークをいくつか超えたり、巻いたりする。トラバース気味の道になり、岩を乗っ超す箇所があった。一瞬、経ヶ岳頂上が見えた。結構遠いなあ。経ヶ岳とタウラギ山の鞍部、平谷越に着く。あと少し。ここからは鎖場が続く。途中視界が開け北西側の山並みが良く見えた。

頂上到着。ツツジの赤が灰色の空を睨み付けるように鮮やかだ。枝を刈り取っているのか展望は良い。空は曇っているが遠くの山並みが見渡せる。でも、山の名前は分かりません。頂上の岩の上にお煎餅の缶のようなものを石の重しで押さえているものがあった。蓋を開けるとノートがあり、登ってきた方のメモ等がある。昨日1組の登山者があったようだ。今日は私のみである。10分程頂上で過ごして下山開始。鎖場を下り、平谷越を過ぎ、稜線上の道に変わるところで一瞬踏み跡を見失う。結構枯葉が道を覆っている。 馬の背で小休止。ここからは水の無い沢沿いの道、斜度が緩くなると、広い歩きやすい道となる。登りはわからなかったが、まっすぐなスギ林の中の道だ。駐車場に無事到着。 レンタカーで長崎空港へ。トンネルを越えて長崎県に入ると雨がパラパラと。

今回は誰とも遇わない、たった一人の山登りであった。良かったのは雨が降らなかったこと。日ごろの行いかな・・・。ラッキーな静かな山行でした。下山後、左膝が痛む。あと、右腿に出血傷があった。どこで傷付けたのかなあ。

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