経済学部では、2023年8〜9月にハワイ大学マノア校を受入校として、Exploring the Economic Environment in Hawai‘iと銘ずるアメリカ研修を実施しました。

2014年度に研修プログラムを創設してから17年度まではカリフォルニア大学バークレー校を受入校としてまいりましたが、2018年より新たにハワイを訪問先とし、今回はコロナ禍を経て2回目の実施となりました。

本研修は、英語力やコミュニケーション能力の伸長に加えて、環境・経済・文化について実地体験を交えて幅広く学ぶことを目的として実施し、ハワイの豊かな自然や経済、観光業との関係、独自の歴史や文化、そして環境問題を学ぶ機会となっています。教室での講義のみならず、ビーチ・発電所・ゴミ処理施設・博物館などの訪問、フラダンス講習やレイ作成、現地学生との交流など多様なプログラムが織り込まれ、学生が主体的に研究テーマを設定してグループスタディを行い、最終日には全員参加の中で英語によるプレゼンテーションを実施するものです。今年度は、明治学院大学との共同開催となりました。

参加学生は、講義や現地でのフィールドワークを通してハワイの環境・経済・文化に対する理解を深めるだけでなく、講義や各種プログラムの前後で現地学生をはじめ様々なバックグラウンドを持つ話者と積極的に英語でコミュニケーションを図り、上述の目的を十二分に達成することができました。

参加学生には、ハワイ大学から修了証が授与されるとともに、一定の要件を満たせば本学からも2単位が付与されます。

来年度以降も研修の機会を設けていきたいと思います。