国際経済学科 卒業生からのメッセージ

自分の考えを正確に伝えて相手を納得させる

2013年度卒業 関根 慎太郎
宇徳

◆現在どのようなお仕事をされていますか?

私が働いている株式会社宇徳は重量物輸送の先駆けとして1890年(明治23年)に創業以来,港湾荷役,ロジスティクス,プラント建設等「運ぶ」に関連する多様なサービスを様々なフィールドで提供しています。その中でも現在,私は港湾部門に所属しており,色々な貨物の輸出入に関る業務を行っております。貨物の特性や関税法の知識が求められたり,関連作業会社へ1日の作業予定を指示する場面もあり作業者とのコミュニケーションを密にし仕事を行っていく事が重要となってきます。 

◆在学中の勉強や活動のなかでキャリア形成やお仕事で役立っている点はありますか?

私は東洋大学経済学部国際経済学科に2009年から2013年まで在学していました。現在のキャリア形成の上で2年生から所属していたゼミの存在が大きいと思います。私の所属していたゼミでは主に食料/農業経済についての研究をこなっており世界の貧困問題や日本の農業の問題を主に扱っていました。当時は授業時間外でも先生,ゼミ生と世界情勢や経済問題に関して白熱した議論を繰り広げていた記憶があります。ゼミでの議論を重ねる上で「自分の考えが正義であり,いかに相手を論破するか」というスタンスから次第に「自分の考えを正確に相手に伝え,いかに相手を納得させるか」という事を心がけるようになりました。これが現在の仕事上,お客様への説明や関連作業会社の方々とのやり取りの際に非常に役立っています。佐野聖香ゼミでの3年間はまさに白熱教室でした。 

◆受験生へのメッセージをお願いします

大学生活の4年間はあっという間でした。しかし,後悔はありません。素晴らしい恩師や本気で向き合える仲間達と出会う事ができました。なんとなく大学4年間を終えてしまうのは非常にもったいないと思います。皆さんにも是非,東洋大学でかけがえのない大学生活を送ってみませんか。