2023.10.09MON

【経済学科】2023年度『日経ワークショップ』実施報告

成果報告会(公開講義)の模様

経済学科では、2021年度入学生からの新カリキュラムにおいて、日本経済新聞社と提携した授業を設けています。

2年次には、基礎的な経済理論と現代経済との対応を意識した『日経メガトレンド』を開講し、経済各分野のエキスパートである日本経済新聞社の現役記者の視点から、経済のさまざまな最先端の動きを解説してもらっています。

3・4年次の『⽇経ワークショップ』では、『日経メガトレンド』での学びをベースに、「SDGs」(持続可能な開発⽬標)に関連した複数の社会課題を題材にして、アクティブラーニングの⼿法を取り⼊れて授業を進めています。新聞記者や企業・自治体など実務家のレクチャーから基本的な知識を得ると同時に、参加している学⽣同⼠のグループ・ディスカッション、プレゼンテーション、ディベートを通じて、⼀⼈ひとりが考え、理解を深め、⾏動する習慣を、⾃ら実践して⾝につけることを狙いにしています。

最終回は、公開講義とし、受講生1人1人からの成果報告会を行いました(冒頭の写真)。

食品リサイクル工場でのワンデイ・インターンシップや、スマートシティの先進事例として知られる自治体の方との意見交換など現場を知ることで、SDGsの実践に対する理解が深まったとの感想が多く聞かれました。また、授業を通じてプレゼンテーションの技術も格段に向上し、公開講義に参加した先生方からも学生の成長ぶりに対して高い評価をいただきました。