2023.03.14|TUE

経済学部主催2022年度欧州研修代替プログラムを実施いたしました

経済学部では、フランス・ストラスブール大学、ドイツ・マールブルク大学で経済学の講義や学生との交流会を行うことができる欧州研修を実施しております。研修では、海外の文化・習慣・歴史に触れるなど、貴重な体験ができます。

今回は昨今の世界情勢を鑑み、オンラインによるプログラムを2部制で3つのプログラムを実施しました。 

【第1部】2023年2月2日(木)
>>13:00~14:30 日仏対面交流会

【第2部】2023年3月1日(水)
>>18:15~19:45 日独オンライン交流会
>>20:00~21:00 フランスパリオンライン街歩き

日仏対面交流会では、「日本とフランスの違い」をテーマにフランス人学生と交流を行いました。経済学部生2人を含む13人の学部生が参加しました。学部生5名につき1名のフランス人学生が加わり、自己紹介、日常生活についてのクイズ、日本とフランスの違いについて、意見交換を行い、学んだことや感じたこと、疑問に思ったことを共有し、異文化理解を深めることができました。グループ交流会の終了後は、各グループの代表者よりプレゼンテーションも行われました。時間が経つにつれて交流会が盛り上がり、学生が笑顔で交流している姿が印象的でした。

日独オンライン交流会では、「日本とドイツの違い」をテーマにドイツ・マールブルク大学の学生と交流を行いました。東洋大学からは経済学部生2人を含む9人の学部生が参加し、マールブルク大学からは5名の学生が参加しました。3つのグループに分かれて自己紹介などアイスブレイクしたあと、クイズ大会を開催し、異文化理解を深めました。様々なジャンルのクイズが出題され、異国の文化のみならず、自国の文化も再認識できるようなプログラムとなりました。時間の都合であまり意見交換ができなかったのが残念でしたが、画面越しにも楽しげな様子がうかがえました。

フランスパリオンライン街歩きは株式会社JTB様にご協力いただき実施しました。24名の学生が参加し、フランスの建築や美術に詳しい現地の日本人ガイドによる60分のツアーを楽しみました。パリ市庁舎前からシテ島までのコースをガイドとともに進みながら、パリの風景や歴史的な街並み、人々の様子などをうかがい知ることができました。事前録画の映像を交えた中継により、旧最高裁判所など名所を訪れ、観光気分を味わいながらも、パリにおける「広場」の役割やパリの都市整備についての解説を通して歴史背景を知るなど学びの部分も充実していました。また実際にブティックやカフェにも立ち寄り、パリの日常生活を垣間見ることができました。パリに関するクイズや質疑応答など現地ガイドやスタッフとのコミュニケーションも盛り込まれており、大変有意義なイベントになりました。

欧州研修はコロナウイルス感染症などの影響により2018年度に実施したのを最後に実施が出来ておりませんでしたが、今回このようなプログラムを実施することで、学生のみなさんが国際交流プログラムに高い関心を持っていることが伺えました。次年度の実施は未定ですが、今回の取り組みを今後の研修プログラムに繋げていきたいと考えています。 

<交流会の様子>

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