Post date: Jul 6, 2018 10:26:04 AM
立憲民主党千葉県連代表の生方衆議院議員の政治セミナーが、赤坂のホテルでありました。朝7時半に間に合うように木更津6時出発です。
講師はエコノミストの浜矩子さんです。アホノミックスと安倍政権の経済政策を批判するため、メデアから締め出されているそうです。私は辛口の意見を聞きたくて楽しみにしていました。期待通りバッサバッサと切りまくりです。
さらば下心政治と題し、悪い政策はいかに腐っていくかを、金、モノ、人、それぞれから解説してくれました。
まず金
「日銀が民間の株を買う」こと自体あり得ない話で、年間6兆円の株を日銀が買い支えている。政府の専任金貸しで、国家破産を隠ぺいする日銀は、事実上窒息死状態だ。
モノは
モノ造り大企業の不祥事が、なぜ今明るみに出てきたのか。「日本の稼ぐ力を取り戻せ」の号令に、「かせげ稼げ」の結果、利益率の数字合わせに耐えられなくなって、追い詰められて息苦しくなって告発される。
そして人
柔軟で多様な働き方は、働く者の権利が守られる労働法制から個人事業主としての高度プロフェッショナルは、安上がりに効率的に人々をこき使うための新しい枠組みだ。働き方改革法案は3本セットになっているが、それぞれの法案を議論するのは意味がない。個別の木に目を向けるのではなく、黒い森を見るべきで、黒い森を焼き尽くすべきだ。と。
「安倍政権が目指しているのは、21世紀型大日本帝国を創設し、世界の真ん中で輝く国造りだ。そのための憲法改正であり、アホノミクスはその構築の目くらましだ」と。
この呼吸困難な状況を超えていくには、「敵の言葉で語ってはいけない。安倍政権の造語を使って話をしないことだ」が強く残った。
一緒に写真撮ってくださった。
木更津での講演も可能性大です