[0090]27年1月11日 試される住民の問題解決力

Post date: Jan 20, 2015 8:13:03 PM

友人から「馬来田の実家の近くに残土処分場ができそう、どうしたらいい?」と相談された。「議員の協力も、地元の住民も、市役所もみんなで頑張るのよ」ということで、わたしも第1回の集会に参加した。予想を超え30名の参加が。

事業認可には、「周辺住民8割の承諾」という高いハードルが木更津市の条例にはあり、もう残土を持ちこむ業者はいないと、私たちも行政も思っていた。厳しい条例に挑戦する初の事業者に、地元住民が立ち上がったのだ。残土の埋め立てに反対し、ふるさとの自然を守るメンバーは、対策のポイントを学び、地域分裂を起さないように慎重に周りに呼び掛けていこうと話し合っていた。

1日350台(往復700台)の残土を積んだダンプは、私の家の前を通るらしい。取り付け道路の必要も無く、形状はまさに自然の処分場だ。さすが業者は見逃さない。埋め立てて、太陽光発電を設置するとの説明も納得のいくものではなく、東京オリンピックはさらなる問題を、この地に運ぶかもしれない。

異論を唱えにくく、人の移動の無い地域での住民運動だが、人々の知恵と行動に期待し、私もできることはなんでも協力するぞ。

お正月も休みなく活動したという、守る会