Post date: Jan 29, 2016 9:50:17 AM
静岡県富士宮市と神奈川県秦野市の公共交通について伺った。どの自治体も高齢化が進み、生活の足となる公共交通の確保は大きな課題だ。木更津でも採算の取れないバス路線は撤退が検討され、市の補助金で何とか息をついているのが現状だ。補助金はどんどん増え6000万円近くになる。
昨年の統一選でも、多くの立候補者がコミニティーバスを公約にしたが、私は、武蔵市以外成功例は少ないのであまり乗り気ではない。むしろ近所での「乗り合い・助け合い」をしてほしいと考えている。
今回の視察で、両市とも「職員の汗」が光った。徹底的に住民と話し合い。真に必要なら、知恵も金も時間も出し、創り育てていく仕組みを構築している。
住民、行政、事業者3社が三方両損、又はWinWin(両得)のしくみだ。「タダで」は何も始まらない。どこかの仕組みをまねるだけでなく、ほしい人たちがまず動くことから始まる。ここでも市民や地域の自治力が問われる。私たちも議論しやすい具体性のある提案をしていきたい。
こんな山を毎日見れたら、おおらかになりそう