濃茶色型フチドリタマゴタケ Amanita aff. rubromarginata

これまで知られていた橙褐色のフチドリタマゴタケに比べて、幼菌の茶色が濃く、柄も濃色で、縁取りも強い赤みを帯びています。系統樹上ではフチドリタマゴタケとチャタマゴタケは非常に近い関係にあり、チャタマゴタケとフチドリタマゴタケの中間的な近縁種群(complex)である可能性が考えられます。

石垣島産濃茶色型と外観が酷似したサンプルが種子島でも確認されています。