タマバリタケの仲間 Physalacria sp.

頭部(径1-2(-3)mm)と柄からなるマッチ針形きのこです。退化型の仲間で不稔性の表皮組織は退化し、頭部に子実層が存在します。ヒダ状の子実層托は形成されません。タマバリタケ属は一般に油脂シスチジア(oleocystidia)を持ち、時に大形の胞子を有し、東南アジアおよびアフリカの熱帯地域を中心に分布しています。

頭部の径1-2(-3)mm。2018/5/3, Ishigaki Is.