ネッタイカタハ
Anthracophyllum cf. nigritum (Le'v.) Kalchbr.
苛性カリ(KOH)により色素が溶解して肉および担子胞子が緑色に染まる性質がある。子実体は柄を欠き、傘は側生する。ヒダは最初から濃色を呈し、特に乾燥時著しい. 担子胞子は無色、平滑、非アミロイド。 シスチジアを欠く。 菌糸は厚壁で 錯綜し、非アミロイド、多数のクランプを有する。枯れ枝などの材から発生。
香港、スリランカ、インド、ボルネオ、アフリカなどの旧熱帯地域に広く分布し、国内では小笠原諸島並びに沖縄県で確認されている。
2004年5月22日石垣島.