ウロコキイロイグチ

Pulveroboletus brunneoscabrosus Har. Takah., Mycoscience 48 (2): 93 (2007) 


傘と柄はレモン黄色の粉質物を帯び、橙褐色~褐色の圧着した鱗片に被われ、肉は著しくゼラチン化し、柄の表面が通常粘液に被われ、変色性を欠く性質があります。

日本の温帯低地林内などで傘が橙赤色を帯び、表面にひび割れを形成するウロコキイロイグチに似たサンプルがしばしば発生しますが、管孔に青変性を有する場合、中国の亜熱帯地域に分布する Pulveroboletus brunneopunctatus (Wu et al. 2016)に近縁かもしれません。