ISO 19162:2019/Amd 1:2023 Well-known text representation of coordinate reference systems ̶ Amendment 1
現行
履歴
対応OGC標準:なし
対応JIS規格:なし
原文URL
https://www.iso.org/obp/ui/en/#iso:std:86172:en
備考1)次に示す用語の定義が修正されている。これらの用語定義修正は、ISO 19111:2019/Amd 2:2023に応じたものである。したがって、修正内容の詳細については、ISO 19111:2019/Amd 2:2023を参照してほしい。
3.1.13
datum ensemble
原子アンサンブル
近似的な空間参照を目的とする、大幅に異なるものではない、同一の地上参照系又は鉛直参照系の、複数の実現値のグループ
例:WGS 84 (TRANSIT)、WGS 84 (G730)、WGS 84 (G873)、WGS 84 (G1150)、WGS 84 (G1674)、及びWGS 84 (G1762) を含む未分化の実現グループとしての「WGS 84」。地球の表面では、TRANSIT と G730 の実現の間で平均 0.7 m、G730 と G873 の間でさらに 0.2 m、G873 と G1150 の間で 0.06 m、G1150 と G1674 の間で 0.2 m、G1674 と G1762 の間で 0.02 m 変化した。
注記1:原子アンサンブル内のさまざまな実現値を参照するデータ集合は、座標変換なしで併合(merge)できる。
注記2:「近似的」はユーザーが定義するが、通常は1デシメートル未満程度であるが、最大2メートルになる場合もありうる。
[ISO 19111/Amd2:2023 3.1.16を引用]
3.1.25
geodetic coordinate reference system
測地座標参照系
測地基準フレーム及び、三次元直交座標系又は球座標系のどちらかを基礎とする、二次元又は三次元座標参照系
注記1:この規格では、測地基準フレーム及び楕円体座標系に基づく座標参照系は地理座標参照系という。
[ISO 19111/Amd2:2023 3.1.31を引用]
3.1.45
spherical coordinate system
球座標系
位置が一つの距離座標と二つの角度座標によって指定されるユークリッド空間の二次元又は三次元座標系
注記1:楕円体を球に「簡易化」した楕円体座標系と混同してはならない。
[ISO 19111/Amd2:2023 3.1.60を引用]
(2025-08-25)