ISO/CD 19151 Geographic information – Logical location identification scheme
場所を識別するラベル又はコードの形式で、移動体への、論理的かつシームレスな空間参照を実現するための規格案であった。TC211の総会決議547に基づき2012年4月にプロジェクトは廃止になった。
ISO 19152-1:2024 地理情報−土地管理領域モデル(LADM)−第1部:一般概念モデル
ISO 19152-1:2024 Geographic information — Land Administration Domain Model (LADM) — Part 1: Generic conceptual model
この規格では、土地管理/地理規制に関する基本的な情報関連コンポーネントを網羅する、参照土地管理領域 モデル (LADM) を定義する。この規格の第一の目標は、モデルが含意する共通の語彙に基づいて、国内及び異なる国間の関係者がコミュニケーションできるようにすることである。二つ目の目標は、モデル駆動型アーキテクチャ (Model Driven Architecture, MDA) に基づく土地管理システムの開発及び改良のための拡張可能な基盤を提供することである。
ISO 19153:2014 地理情報−地理空間デジタル著作権管理参照モデル (GeoDRM RM)
ISO 19153:2014Geographic informetion - Geospatial Digital Rights Management Reference Model (GeoDRM RM)
この規格は、地理空間資源 (GeoDRM) のデジタル著作権管理 (DRM) 機能の参照モデルである。しかし、5年後の定期レビューに続く投票の結果として、廃止が決まった。
ISO 19154:2014 地理情報−ユビキタス公共アクセス−参照モデル
ISO 19154:2014 Geographic information — Ubiquitous public access — Reference model
この国際規格は、地理情報へのユビキタス公共アクセス (UPA) の参照モデルを定義し、次の事項を定義する:
— 地理情報へのユビキタス公共アクセス (UPA) の概念モデル。
— この分野における現在及び将来の仕様開発を支援する参照モデル及び枠組み。
— 地理情報の UPA のためのシステム並びにサービス内の情報及び処理のセマンティクス。
— この国際規格及び他の ISO 地理情報規格とのアーキテクチャ関係。
ISO 19155:2012 地理情報−場所識別子(PI)アーキテクチャ
ISO 19155:2012 Geographic information — Place Identifier (PI) architecture
この国際規格は、場所識別子の符号化方法を含む参照モデルを定義するアーキテクチャを規定する。この国際規格における「所(place)」の概念には、現実世界だけでなく仮想世界における「場所」も含まれる。これらの「所」は、座標識別子、地理識別子、又はURIなどの仮想世界識別子を用いて識別される。この国際規格では、所の識別子を場所識別子(PI)と呼ぶ。
ISO 19155-2:2017 地理情報−場所識別子 (PI) アーキテクチャ 第2部:場所識別子 (PI) リンク
ISO 19155-2:2017 Geographic information — Place Identifier (PI) architecture — Part 2: Place Identifier (PI) linking
この規格では、場所識別子(PI)(ISO 19155参照)を他の符号化法で記述される地物又はオブジェクトにリンクするために、次に示す三つのメカニズムを定義する。
— ISO 19136で定義されているGMLオブジェクトのID属性(gml:id)。
— IETF RFC 4122で定義されているユニバーサルユニーク識別子(UUID)。
— IETF RFC 1738で定義されているUniform Resource Locator(URL)。
これらの PI リンク機構は、W3C XML リンク言語 (XLink) で定義されている xlink:href を使用して有効化される。
ISO 19156:2023 Geographic information — Observations, measurements and samples
この規格は、観測、観測処理に関わる特性、及び観測を行う際のサンプリングに関わる特性の概念スキーマを定義する。これらは、異なる科学技術コミュニティ内及びコミュニティ間において、観測行為及びその結果を記述する情報交換のためのモデルを提示する。
ISO 19157-1:2023 地理情報−データ品質 第1部:一般要求事項
ISO 19157-1:2023 Geographic information — Data quality — Part 1: General requirements
この規格は、地理データの品質を記述するための原則として、つぎの事項を定める。
— データ品質を記述するために熟議された構成要素から成る品質体系を定義する。
— データ品質を記述するための、対象領域固有の構成要素を追加するプロセスを定義する。
— データ品質指標の構成要素及び内容構造を規定する。
— 地理データの品質を評価するための一般的な手順を提示する。
— データ品質を報告するための原則を確立する。
ISO/TS 19157-2:2016 地理情報−データ品質 第2部:XMLスキーマ実装
ISO/TS 19157-2:2016 Geographic information — Data quality — Part 2: XML schema implementation
この規格は、XMLによるデータ品質の符号化法を定義する。これは、ISO 19157:2013及びISO 19115-2のデータ品質関連概念に基づいたXMLスキーマの実装である。このスキーマは、XMLインスタンス文書がこれらの概念モデルに準拠しているかどうかを検証するために使用できる。
ISO/TS 19158:2012 地理情報−データ供給の品質保証
ISO/TS 19158:2012 Geographic information — Quality assurance of data supply
この技術仕様では、地理情報に特化した品質保証の枠組みを提示する。これは、ISO 19157に規定されている地理情報の品質原則及び品質評価手順、並びにISO 9000に規定されている一般的な品質マネジメント原則に基づいている。