ISO/TS 19138 Data quality measures
この技術仕様は、一連のデータ品質測定尺度を定義している。これらは、ISO 19113 で識別されるデータ品質副要素のデータ品質を報告するときに使用できる。しかし、品質関連の規格を統合することが決まり、TC211の第37回総会決議646に基づき2013年11月付けで、廃止された。
ISO/TS 19139-1:2019 XMLスキーマによる実装 第1部:符号化規則
ISO/TS 19139-1:2019 XML schema implementation — Part 1: Encoding rules
この規格では、地理的情報源を記述する型を指定する概念スキーマのXMLベースの符号化規則を定義する。言い換えれば、地理データのメタデータの符号化規則を提示する。その符号化規則は、ISO/TC 211によって開発された規格で一般的に使用されるUMLモデルを使えるように、UMLプロファイルの利用を可能にする。そのために、符号化規則は出力データ構造スキーマとしてXML スキーマを使用する。
ISO/TS 19139-2:2012 メタデータ−XMLスキーマによる実装−第2部:画像及びグリッドデータのための拡張
ISO/TS 10139-2:2012 Metadata — XML schema implementation — Part 2: Extensions for imagery and gridded data
この技術仕様は、ISO/TS 19139 仕様を活用し、それを拡張して ISO 19115-2 のXML スキーマ実装を定義し、ISO 19115-2 を実行するための符号化法を提示するものであるが、ISO/TC 211の第48回総会決議964に基づき、2019年3月に廃止された。
ISO/WD 19140 ISO 191**地理情報規格シリーズの調和強化のための技術的追補
ISO/WD 19140 Technical amendment to the ISO 191** Geographic inforamtion series of standards for harmonization enhancements
このプロジェクトは、ISO/TC 211規格の整合性を高めるために必要な要件を追補として指定するための規格作りを目指していたが、一定の成果が出たとされ、第19回総会議決305によって、2004年11月に廃止された。
ISO 19141:2008 Schema for moving features
この国際規格は、移動する地物、つまり、時間とともに位置が変化する地物に対応する概念スキーマを示す。このスキーマには、クラス、属性、関連付け、及び操作が含まれており、これらによって実装できる共通概念の枠組みが提示されるので、次にしめすような、移動する地物を扱うさまざまな応用領域で利用可能にできる。
— 位置情報サービス、
— 高度道路交通システム(ITS)、
— 追跡及び誘導 (陸上、海洋、又は宇宙)、並びに
— モデリング及びシミュレーション
ISO 19142:2010 Web Feature Service
この規格は、この規格は、基盤となるデータストアに依存しない方法で、地物に対するトランザクション及びアクセスの方法を提示する、Web地物サービスの動作を規定する。そこでは検出操作、クエリ操作、ロック操作、トランザクション操作、及び保存されパラメータ化されたクエリ式を管理するための操作が対象になる。
ISO 19143:2010 Filter encoding
この規格は、クエリ式と総称される射影句、選択句、及びソート句を表現するためのシステムに中立な構文の XML及びKVP符号化法を規定する。ここで、"KVP"はKeyword-value Pairの略語である。これらの句はモジュール化されており、この規格を参照する他の標準によって、共に又は個別に使用される。
ISO 19144-1:2009 分類システム-第1部:分類システムの構造
ISO 19144-1:2009 Classification systems — Part 1: Classification system structure
この規格は、地理情報分類システムの構造並びに、そのようなシステム中の分類子を定義及び登録するメカニズムを規定するものである。分類システムを特定のエリアに適用した結果を表すために、個別の被覆の使用法を示し、ISO 19135に従って分類子のレジスタの技術的構造を定義する。
ISO 19144-2:2023 分類システム 第2部:土地被覆メタ言語(LCML)
ISO 19144-2:2023 Classification systems — Part 2: Land Cover Meta Language (LCML)
この規格では、UMLメタモデルとして表現される土地被覆メタ言語 (LCML) を規定する。この言語を使用すると、地物分類学(physiognomic)的側面に基づいて、さまざまな土地被覆分類システムを記述できる。この規格は、多数の土地被覆分類システムが存在することを認めると共に、一般的な土地被覆分類システムのデータの比較及び統合のための共通の参照構造を提示するものである。
ISO/TS 19144-3:2024 分類システム 第3部:土地利用メタ言語(LUML)
ISO/TS 19144-3:2024 Classification systems — Part 3: Land Use Meta Language (LUML)
この規格では、さまざまな土地利用分類システムを記述できる、UML メタモデルとして表現される土地利用メタ言語 (LUML) を規定する。この規格では、多数の土地利用分類システムが存在することを認めている。この規格は、一般的な土地利用分類システムのデータの比較及び統合のための共通の参照構造を提示するが、それらの分類システムを置き換えるものではない。