ISO/CD 19151 Geographic information – Logical location identification scheme
中止(cancelled)
履歴
なし
対応OGC標準:なし
対応JIS規格:なし
参照URL
備考1)TC211の総会決議547に基づき2012年4月にプロジェクトは廃止になった。
この規格は、もともと、"Dynamic Position Identification Scheme for Ubiquitous Space (u-Position)".と名付けられていたが、2009年10月にCD案(N2790, 2009-10-02)が提出された段階で、タイトルの変更も合わせて投票が行われ、変更が決まり、ISO/CD 19151 Geographic information – Logical location identification schemeになった。
その後、プロジェクトチームによってDISの検討が行われたが、十分な人数のエキスパートが確保できず、継続が困難になり、廃止が提案された(N3090, 2011-04-01)。
ちなみにu-Positionはつぎのように定義づけられていた。
Unified position (u-Position)
logical and seamless spatial reference in the form of a label or a code that identifies a location
「場所を識別するラベル又はコードの形式での論理的かつシームレスな空間参照」
例えば人が移動するにつれて、道路を移動しているときは線形座標参照系、建物内を移動するときは部屋番号、広場を散歩するときは座標参照系というように、複数の参照系に従う位置の列として、その人の位置が記述される可能性があるが、それらをまとめて「その人の位置」を表現することができると便利である、という発想に基づく規格案だったと見られる。
(2025-03-13)