昔は冷たい台所で、おばあちゃんの指示のもと毎年昆布巻きとか新しいメニューも加わり
果てしなく野菜を切りお料理を作り、それが毎年大晦日の夜9時になってもまだ仕上がらず、
さらになぜかトイレ掃除などもまだ残っていて悲しかったのですが・・。
今は自分の暖かい部屋で、座っておせちを作り、31日にもって帰って、
下の娘とおばあちゃんが大晦日の夕方までにはきれいに重詰めを楽しむ形にかえました。
ただ、ものすごくたくさん作るので、仕出し屋さん状態になります。
昔と同じように、たくさんのお重にあれこれ入っていないとおばあちゃんが寂しがるのです。
なますときんぴらはおばあちゃんのレシピです。(おそらく20年くらい前の今日の料理のレシピかと思います)
さらに、海老フライと肉のフライの好きなおばあちゃんのために、揚げ物をたくさんして仕上げとなります。
私は作るだけ作ったらもう何もいらない状態になります。
お掃除も終わり、神聖な年越しの夜は
おそばを少し食べたあとは、パンとワインで充分。
晩年のおじいちゃんが、案外パンとチーズを喜んでくれたのが嬉しかった。
おかげで、パンとチーズとワイン、それがおばあちゃんちの年越しの恒例になりました。