今回は余り歩くことが出来なかったので、舞台のイベントを見た。いや聴いて体感した。
横洲かおるさんの澄んだ歌声や、実行委員の1人である松尾貴臣さんの力強い歌声やチアリーディングによる弾けるような明るさ、高校生による吹奏楽演奏、楽しい楽しいフラダンス( 可愛いかったちびっこのフラダンス)
へぇと感心もしたマジック ( かなりなお年と見受けられたので、大丈夫かな、と思ったが、なんのなんの素晴らしかった)。
本当に歩くのを忘れて楽しんだ。
ルミナリエの袋を買いいつものように佐野さんと細井さんの名前を書いた。これもいつものように、もう少し待っててね、と。
今回初めて父の名前も書いた。
ルミナリエの準備が始まった。
準備が終わると点灯だ。でも今年は前2回と色が違っている。青白い。
スタッフに聞いたら、青白いのはLEDだという。袋を開けて見せて貰った。
電池式になっている。
これなら次回も電池を取り替えるだけで使える。
また風で消えたり、燃えたりしなくて済む。経済的だ。
不足だと見えて前と同じローソクの部分もある。
ルミナリエについて、私には最初から不満がある。
トラックの周囲やテーブルは良い。
しかし、真ん中に" HOPE "の字を並べるのだが、平地であるためせっかくの文字が良く分からない。
斜面になっている場所がないので、仕方ないな、と思っていた。
今年は陸橋の上に行って見ると、どう見えるか知りたくて行って見た。
が、判然としなかった。
理由は" HOPE "の文字が一列ならば分かる、と思うのだが、文字が二重になっているために、重なりあってはっきりしなかったのだ。
提案だが、トラックの真ん中、あるいはトラックの外側に、斜面を作れないだろうか。出来るだけ低予算で。
そう考えたのは、建設会社が作った門を見たからだ。
あの門が作れるならば、斜面も作れるんじゃないかと思った。
大きい字でなくても良いのではないか、と思う。
はっきり " HOPE "の字が分かれば良いのだ。考えて欲しい。
毎回のことだが、ルミナリエに書かれている言葉を読んで行くうちに、感動が湧き、それぞれの思いが伝わって来る。
疲れてビニールシートに座布団を置き、横になり眠った。
良く眠れたと思う。やはり疲れていたのだろう。
寒くて目が覚めた。ぶるっときたので、いかん風邪ひいたかな、と思った。
目を開けてトラックを見ると、藤田さんが歩いている。
真夜中はとうに過ぎている。
寒さを吹き飛ばそうと、私も起きて歩き出した。三週もすると寒気は去った。
夜が明けて来る。
明けて来るにつれて、歩く人も少しずつ増えて来る。
9時。放送開始だ。昨日帰った人も現れ始めた。
体操も始まった。もう残り時間も少なくなった。天気も持ちそうだ。
みんな最終に向かってトラックを回る。回る。
そして時間になった。
表彰があり、最後の挨拶が済みリレーフォーライフは終わった。
これで完結
後記
左足の付け根があったので、やはり無理をしていたのだろう。
翌月曜日の朝起きたら、両足の脛の筋肉が痛かった。脹ら脛は痛くなかった。前二回はこんなことなかったのに。
体力が落ちているのは確かだ。
このことを頭に入れて、この先生活を考えなければならないだろう。
本村幸広