投稿日: Jul 12, 2011 2:1:19 AM
参加者 7名(うち、世話人2名、アドバイザー1名)
初参加の方がいらっしゃらない7月のがんサロン
始まりは、1分スピーチでそれぞれの近況を報告します。
順調に経過しているという嬉しい報告。
最近腰が痛い・・・力仕事のせいか、年齢かと思いつつも、どこかにある「転移」という一抹の不安。
そして、一ヶ月何事もなく平穏に過ごせたという話。
喜びも不安も、なぜか笑顔で話せるサロンです。
さて一分スピーチで私は、6月に購入したお墓の話をしました。
お墓も今や多様化時代で、私が購入したのは樹木葬のお墓。
一本の木の下に、主人とペットたちと一緒に眠り、最終的には「里山」に戻っていくというコンセプトのお墓です。
このお墓の話を皮切りに、散骨や葬儀や戒名、
そして、写真やアルバムの整理の話題が出てきました。
また、検診から告知そして手術までの不安な気持ちという話もありました。
それを聞きながら、我が身を振り返れば
がんの疑い・・・と言われて感じた身の置き所のない不安感。
病の知識もないし、どこから情報を得ればいいのかもわからない。
真っ暗闇の空間に、ぽつんと取り残されたような不安な気持ち
そんな時期を過ごしたことを思い出しました。
誰もが抱くであろうこの気持ち。
そこへのサポートがほしいものです。
そのサポートにこそ
私たちがん体験者が寄り添うことができるのではないか
とも思います。