投稿日: Jul 12, 2013 3:14:14 AM
がんサロンの世話人を始めてから2年が経った。
長いようで短いとも感じる。
一回限りの人も、レギュラーになってくれた人たちも含めて、たくさんの人に来て頂いた。嬉しい限りである。
私の好きな言葉に「継続は力なり」がある。
続けて来たからこそ、多くの人に参加して頂いたと思っている。
交通の利便性(駅より余り離れていない)、公共の施設を使用している(公民館)ので、信頼性など安心して来られることもあると思う。
司会をする私の経験のなさ、進行の悪さなど、申し訳ない、という気持ちで一杯である。
それにも関わらず、参加して頂いたのは感謝のほかはない。
2年間を通じて感じたのは、自分の話しを聴いて欲しい、同じ仲間の話しを聴いてみたい、自分にも居る場所がある、遠くまで出かけるのは大変だけど近くにあった、などなど、それぞれに参加した理由は違うだろう。
同じ仲間がいる。その仲間も自分と同じ不安や悩みを抱えているのを理解する。 回を重ねて参加する方を見ていると、精神的に明るくなっているのが分かる。 そういうのを見る時、やってて良かった、と思うのだ。 私たちは医療者ではない。でも同じ仲間として話しを聴くことは出来る。
限られた空間の、限られた時間ではあるが私たちの手は、常に差し伸べられているのだ。「ここにおいでよ」と。
スタッフ一同、これからもお待ちしている。
本村