投稿日: May 12, 2011 5:15:37 AM
5月のがんサロン参加者は9名でした。(内初参加3名)
いつものように全員による近況報告のあと
初参加の方のお話を聞きました。
そのなかで出てきた話題は
食事療法や体調の変化にともなう不安な気持ち。
ささいな体調変化にさえ
再発や転移の二文字が頭をよぎり
必要以上に不安になってしまう患者。
そのような患者の気持ちに
じっくりと寄り添っているとはいえない
日本の医療現場の現状。
だからと言って、黙っているだけでは
何も変わりません。
まずは、主治医に聞いてみる。
看護師さんに相談してみる。
拠点病院の相談支援センターを利用してみる。
聞きたいことを整理して、メモに書いて持っていく。
聞いたことを、メモする。
患者としても、何かとすることがあるようです。
さて、この5月9日のがんサロンで
船橋がんサロン「ここに おいでよ」は、二年目に入りました。
がんサロンをはじめた頃は
毎回のように、今日は参加者何名だろうか?
一人も参加者が来なかったら、どうしよう・・・
と思っていました。
回を重ね、その気持ちに少し変化が起きています。
それは・・・
毎回の参加者の人数に、サロンの意義があるのではなく
不安や心配をかかえた患者や家族が
ふらりと立ち寄ることができる場があることに意義があるのだ
ということです。
その思いを胸に、これからの一年も
「船橋市中央公民館で毎月一回、必ず開催」
していきたいと思っています。