投稿日: Aug 14, 2012 2:9:21 PM
今回のがんサロンの参加人数は13名だった。お盆の最中なので、少ないだろうと考えていた。この人数は大変嬉しかった。
リレーフォーライフの話があったので申し訳ないが、11時30分のところを20分で切り上げた。チームフラッグにメッセージを書いて貰うためだ。
さて、今回出た話は医者に言われたことを2つ。
「抗がん剤を続けるか辞めるか、どちらでもいいですよ」と言われた時、えっとビックリしたが「自分で決めていいんだ」と思ったそうだ。
自分で決められないから医者がいると思うのだが、これからの治療をどうするか、の判断は自分で決めて行く。そういう時代になってきていると感じる。
この話を聴いて、抗がん剤を含めて1日に飲む薬が30錠の女性が「私も薬を辞めようかな」と一言。
その人は、抗がん剤が辛いので1ヶ月間薬の休みを設けているそうだ。
がんのために痩せたので、体重回復5キログラムを目指しているが、休みの期間は体調がよく食べて4キログラム増えた。もう少しと話してくれた。
薬を休んだ時体調が良くなる、と言うと「辞めようかな」という考えも生まれるかも知れない。
薬を続けるか辞めるか、本人の自由だとすると、その先にある良くも悪くもなる体調の変化は、自己責任になることだけは、覚悟しておかなければならない。
もう1つの話は、乳ガンで片方を全摘した女性が、医者の話を聴いて大変衝撃を受けた、と憤慨した話だった。ただし手術した医者は別人だということだ。
「予約した時間に遅れたので、全摘になったんだな」と言われたそうだ。
だので、あの人この人にと話をして確かめて、全摘に納得したそうだが、それにしても、医者が言った何気ない一言に、患者は一喜一優するのは当然のことだ。
とんでもない医者と言わざるをえない。
仮に冗談で言ったにしても、言って悪い冗談もある。
そういう医者がいる病院で手術するのが怖くなる。
医者は肝に銘じて自覚すべきだ。
私の悪い癖で書き出すとつい文が長くなる。
私もあるが皆さんもあると思う。例えば、夜中に痛みがあると、すぐがんに結びつけてしまう。再発したんじゃないかと不安になる。
すぐ病院へ行き診て貰う。当たり前だが、それが再発だったら、という心配で行くのをためらってしまう。
これも分かる。でもそのために、何日も不安を抱えてしまうよりは、早く結果を出して不安の種を取り除いたほうがいいのではないだろうか。
例えそれが再発であってもだ。
身体に痛みや異変を感じたら、悩んでないですぐ病院へ行こう。
本村幸広