投稿日: Jun 11, 2010 4:14:36 AM
船橋市に芽生えたばかりの「がんサロン」
その灯火を消さぬよう、がん撲滅のその日まで、支え合うことを誓って、リレー・フォー・ライフに参加します。
リレーフォーライフとは
1985年、アメリカワシントン州シアトルで、大腫瘍外科医のゴルディ・クラット医師が、患者サポートのため趣味のマラソンで募金を募ろうと考えたのがこのイベントの始まりです。大学の陸上競技場を募金を呼びかけて24時間走り続けるクラット医師。いつしか、へとへとになったクラット医師に寄り添って歩き、募金する友人たちの姿がありました。
こうして始まった、がん撲滅のための募金活動は、1996年からアメリカ対がん協会の公式イベントとなり、全米5000ヶ所(自治体レベルでの実施)や世界20カ国で開催されています。全米での年間寄付金は400億円で、その40%はアメリカ対がん協会のがん研究にあてられています。
日本で始めて開催したのは、2006年の「リレーフォーライフinつくば」
以来、日本対がん協会が事務局となり各地の実行委員会が開催しています。昨年の開催までで、延べ44,800人の参加者で、募金総額は26,574,081円になりました。
寄付金は
患者や家族のサポート活動(日本対がん協会の無料電話相談)
若手医師への奨学金
がん検診受診率向上(17%→50%達成)、マンモグラフィや検診車の整備、セミナー、チラシ、小冊子などを作成して検診を呼びかける
などに使われています。
24時間のウォークでは、チームで一つのたすきをリレーしながら無事に一年過ごせた事を祝福し、ともに支え合いがんと闘っていくことを確認しあいます。
ロウソクの火を灯しがんで亡くなった方を追悼するルミナリエは、支えてきた人々の癒しの場であり、がん撲滅への新たな誓いを立てる場ともなります。
私たち、船橋がんサロンも、がん撲滅のその日まで、互いに支え合うことを願って、参加します。