投稿日: Mar 20, 2013 12:12:19 PM
回が進むに連れて、書くことが無くなってきた。
今回も、7階の東病棟705号室に入院する。
回を重ねるごとに気分は重くなってしまう。この先、慣れはあるのだろうか。ないような気がする。この気分の悪さは、退院しても続いてしまう。やはり皆がいうように、一週間は駄目のようだ。後の一週間は随分と楽になる。腰も軽く身軽に動ける。が、また同じことが始まる。この繰り返しだ。
さて、治療の方法は変わらないので、その他のことを書こう。
この病院は、"お尻の病院"として(つまり肛門科が有名)昔から名を知られている。そのせいか病棟にも(但し7階のみ)オストメイト専用のトイレットが付いている。その他1階の多機能トイレットにも、オストメイト専用の便器が据えられている。
このことをオストメイトに話したら、「普通は病棟にまで、専用トイレットは付いてないでしょう。多機能トイレットも、必要ないでしょう。」
と言われた。私としては、付いてて当たり前と思っていたのだが、他の病院はどうなのだろう。自分が通っている病院に、オストメイト用の設備はあるのか、是非教えて欲しい。
因みに、船橋市のある病院では、病棟にも多機能トイレット(二階にある)にも付いていない。ストーマ外来も始まっているので、いずれは必要だと思うのだがどうだろうか。
私の主治医は外来で診療をしているので、入院している時は、私を診ることはない。病棟の担当医が診てくれる 。それでも、自分の診療が終わると、病棟へ上がって来て、自分の受持ち患者を診て回る。勿論私のところにも来て、どうだ と声をかける。
時間は短いが必ずやって来る。
ある日のその時の会話。
「調子はどう?」
「大丈夫ですよ。別に問題はありません」と私。
「体重は?痩せた?」
「いや痩せないですよ。逆に肥っちゃいました」
「普通は痩せて行くのだけどな。どうして?」
「どうしてって 先生、私が知りたいですよ」と答えた。
「痩せるより、肥った方がいいよ」
二人して笑ったが、なぜ痩せないのか本当に知りたい。
がん患者に話しを聞くと、5㎏とか10㎏痩せたなんて言うけど、肥ったという話しは聞かない。 どうして??
次回は3月5日の入院、8回目だ。
点滴が終わった後、MRIを撮る予定だ。その結果で今後の治療が変わって来る可能性がある。
本村