投稿日: Dec 17, 2010 9:47:28 AM
今回は世話人の一人として私は大失敗をした。
一回目、二回目は夢中ということもあり考えもしなかったが、回を重ねるごとに不安がでてきた。今日のはこれでよかったのだろうか、間違いはなかっただろうか。
一つの不安は次の不安を呼んで悩んでしまう。その焦りが出たのだろうか。
今回は喋り過ぎてしまった。世話人としては失敗である。
ましてや今回は“広報ふなばし”に掲載されて新しい参加者が来てくれた。その人たちに、たくさん話してもらい「聴くこと」に専念すべきを自分を前面に出してしまった。また常連となりつつある人には一言も発せず、ということにもなり終ってみれば後悔の念しきりである。
今回は時間が短かった、という言い訳は通用しない。猛反省である。
もうひとつ反省すべきことがある。
プライバシー保護は始まる時にいうけれど、防備に関しては正直にいうと注意を怠っていた。プライバシーに関わってくるのだから当然注意しなければならないのだが、忘れていた感はぬぐえない。
“ここに、おいでよ”は、会ではないので会則は作っていない。しかし最小限の防備はしなければならない。
自分のあるいは他の人の病気の話をしたり聴いたりするのだから。
この部屋を出たら、部屋の中で話されたことは口にしない。宗教の勧誘あるいは特定の物品の紹介、販売をしない。自分の名前や住所など言えない人はお断りしている。
これからこういう問題はいろいろな形で起きてくるだろう。
がん患者と家族(たまに遺族の方も来る時がある)であれば、来るも来ないも勝手、話す話さぬも望みのまま、誰でも出入りは自由である。だからこそ世話人は臆病になり目を光らせていなければならない。
来られた方が安心して話せる場を壊してはならない。
我々世話人はそのような「集まる場」を心掛けている。
そしてこの「集まる場」がなくなることはない。