リレー・フォー・ライフinちば2010①

投稿日: Dec 18, 2010 2:50:54 AM

千葉県で初めて開催されたリレー・フォー・ライフへチーム参加?!

2010年9月18、19日の両日、千葉県八千代市で初めて“リレー・フォー・ライフ”が開催された。

私自身は個人参加するつもりでいた。

世話人2人藤田さんと松尾さんが、“ここにおいでよ”もチームで参加する、と言いだした。

私は、えーっと思い、チームで出場(1チーム10人)できるのかな、という不安があった。つまりそれだけの人数が集まるのか分からなかったからだ。

第3回の時、集まった人に聞いてみると、“リレー・フォー・ライフ”に参加したことがあるのは、私と藤田さんだけで後の人たちは、名前は聞いたことがあるという人はいたが、初めて聞くという人ばかりだった。

そういう中で、あれよあれよという間に、チーム“ここにおいでよ”として登録し、説明会にも出席(これは松尾さん)した。

走り出したら途中で止めることはできない。

こうなったらまあ何んとかなるか、という気持ちで始まった。

チームフラッグ作り―モチーフは虹

それぞれ役割分担を決めた。

私はチームフラッグ作り。松尾さんはチームのTシャツやテントの手配及び細々したこと。藤田さんはアロマテラピーをする人を持ってきてやろうというので、船橋フェイスビル5階にある支援センターで顔合せと打ち合せ。そして本格的に動き出した。

チームフラッグ用(これは絶対必要なのだ)の布は松尾さんが用意した。大きさもこれくらいと決まり家へ持って帰った。

布が大きいので最初から2枚作ろうと考えていた。モチーフは虹とこれも決めていた。

何故、虹を考えたのか印象に残っていたことがあった。

病院のベッド(手術後)で寝ていた時に見た虹がとても綺麗にみえた。美しい自然現象というよりも、こんな都会にもちゃんと虹は出るんだ。あの虹の根元へ行ってみたい、とその時うつ状態だった私は、ぼんやりと考えていた。

この時の印象が強く残っていた。

チームフラッグ作り―試行錯誤の連続

さて、虹というモチーフは決まったが、どういう構図でどういう色をと考えた時、イメージはあっても実際はというとはっきりしない。

本屋へ行き虹の載った写真や描いてある絵を見たり、暑い日が続いていたので霧吹きで虹を作ってみたりと虹を追った。

話は脇へそれるが、皆さんは二重の虹を見たことはあるだろうか。私はある。不思議な感じだったのを覚えている。また死ぬまでに一度でいいから夜の虹を見たいとも思っている。閑話休題(それはさておき)

さて、まずは紙に虹を描いた。クレヨンで、パステルで、色鉛筆でもマジックでも描いた。

これならいけると思ったが、いざ布に描くと思ったような虹の色にならない。

小さな白い布を用意して、描いても描いてもイメージする虹にならない。

悩んだ時は気分転換と散歩がてら百円ショップに入る。ぶらぶら見て回るうち目に止まったのはフェルトだった。

色は少し違うけど、かえってはっきりした色の方が目立つのでは、と考え製作に取りかかった。決まったら後は順調にいった。

順調にと書いたけど失敗もあった。

縁(ふち)を縫っていて裏返しにするはずが全部縫ってしまい裏返しに出来なかったり、字を揃えるのに鉛筆で枠を書いて消すつもりだったが消えなくてそのままになったり、方々にマジックの色がついて布が汚れたり、暑い日が続いていたので製作中は布の上にあせがひっきりなしに落ちて困った。これはいかんと頭にタオルを巻いたがそれでも落ちてくる。

出来あがったのを見ると、とても出せるものではないな、と頭をかかえたりしたが、とにかく完成だ。

チームフラッグ―完成

9月13日(ここにおいでよの集まりの日)に来られた人にメッセージを書いて頂いた。

これで本当の完成だ。

(本村 幸広)