令和6年4月24日 管理者(名取)投稿
【コロナ禍の3年を振り返って-個人的に追跡していきたい問題-】
令和6年度の関西支部会報に「コロナ禍の3年を振り返って」という特集を設け、同窓の3名の方、花岡 正浩氏(76)、間部 陽一氏(83)及び藤森 賢也氏(94)に寄稿いただきました。いずれも大変興味深い内容で、示唆に富み、私は折に触れ読み返しています。三氏には改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
さて、私もページ数調整の目的で本特集に関して原稿を用意していましたが、三氏の原稿は質量ともに充実していましたので、幸いにも私の原稿の使用は不要となりました。
このような経緯から、あるいは同窓の皆様の参考になるかもしれないと思い、私の原稿の内容を要点のみ抜粋して、以下に掲載いたします。よろしければ、お目通しをお願いいたします。
なお、この投稿は2回に分けて掲載させていただき、今回は前編としたいと思います。
【前編】
1.ワクチンの有効性・安全性の政府による検証は未実施ー実際に効果があったのかどうかは不明-
政府がワクチンの有効性や安全性を調べるためのデータベースを作成し、調整するスピードが極めて遅く、果たして本気で検証する気があるのかどうか、極めて疑問に感じるとの私の投稿を昨年の11月に掲載しました政府は逃げ腰!?国民が最後まで監視する必要があるワクチンの有効性・安全性の検証 が、それを裏付けるような以下の国会質疑がありました。動画(元動画→ 【令和6年2月16日】衆議院 財務金融委員会 立憲民主党・原口一博(2) )も添付しましたので、ご確認願います。
【令和6年2月16日 衆議院財務金融委員会】
原口一博 議員(立憲民主党):質問趣意書でワクチンの感染予防効果と重症化予防効果をデータで示すように要請したが、今調べているという回答だった。これが事実であることを確認したい。
厚労省 佐々木 健康対策衛生局感染症対策部長:ご指摘はその通りです。
本文は以下の動画の下に続きます。
新型コロナワクチンの接種開始から3年以上が経過し、国民の80%以上、高齢者は90%以上が接種した。そして新型コロナが5類に位置付けられて1年が経過しようとしている。日本で最も関連データが集積され、また、解析能力もある厚生労働省がこの時期に有効性をデータで示せと言われて、「今調べている」という信じがたい回答なのです。厚労省は効果に関する検証作業を進めていないのではないかと疑われます。
もし、ワクチンに本当に顕著な重症化予防効果があるのであれば、各病院で新型コロナによる死亡者はほとんど全部が未接種者であるという報告が相次ぐはずだが、そういうことは私は聞いたことはないし、報道もありません。顕著な効果がないことは確かではないかと思います。
厚労省は今後も「あーだこーだ」で検証を遅らせていくと思います。そして有耶無耶にするつもりかもしれません。結果を公表したくないのでしょう。
国民はそれを許してはいけないと思います。
2.若者や子供を不必要な接種に追い込んだ「思いやりワクチン」という名の強制-全体主義の恐怖-
若者や子供の接種率を上げるために総理大臣をはじめ、各自治体も「周りの人や、おじいちゃんおばあちゃんのため接種してください」と大合唱しました。1例を挙げると福岡県は下記に示すような「思いやりワクチン」のポスターをつくって、「強制」の空気を作りました。
本文は以下の画像の下に続きます。
「思いやりワクチン」とは極めて巧妙なまた、卑劣なスローガンです。こう言われた子供はどう思うか?「接種しない人間は思いやりがないとみなされる」と思うに決まっていると思います。これは子供にとって恐怖です。接種するしないは自身のリスクとメリットをきちんと考えて判断すべきものですが、このスローガンはその主体的な判断を奪い、自由意思を阻害する全体主義です。
下記の動画で大阪大学の某教授も言っているように、新型コロナでは子供や若者の死者はほとんどなく、子供や若者が接種するメリットはほとんどありませんでした。この教授は、ジャーナリストの中川 淳一郎氏に、「周りの人のために」という自身の考え方に反論され、立ち往生しています。この動画は 2021年の9月のものですが、この頃はこの教授のような全体主義を煽るといってもいい言動が平気でまかり通っていました。
本文は以下の動画の下に続きます。
しかし、下記の報道高齢者施設でクラスター 2回接種の入所者28人が感染 [栃木県]:朝日新聞デジタル にもあるように、規定回数接種したにもかかわらず、感染する例が国内や海外で相次いで報告され(ブレイクスルー感染と呼ばれた)、ワクチンに感染予防効果がないことは早期にわかっていました。ワクチンを若者や子供が接種しても感染予防効果は期待できなかったのです。接種を煽った人々は、明らかにこのような情勢を客観的に冷静に見る目に欠けていました。
本文は以下の画像の下に続きます。
それにもかかわらず、兵庫県は下記のような子供を接種に追い込むような絵本を作成し、配布しました。まったく科学的根拠がないのに地方自治体が、子供にとってはほとんどリスクしかない接種を非常に卑劣な形で煽ったのです。
本文は以下の画像の下に続きます。
その結果、下記左の報道新型コロナワクチン接種後に14歳女子中学生死亡、司法解剖で因果関係を認定 徳島大 - 産経ニュース や下記右の予防接種健康被害救済制度で認定された例疾病・障害認定審査会 (感染症・予防接種審査分科会、感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査部会)|厚生労働省 (mhlw.go.jp) (ほんの1例)で示すように、少なくない若者や子供の接種後の死亡が報告されています。「思いやりワクチン」という名の強制や子供の「良い子になりたい」という純粋な気持ちに付け込んで、若者や子供を不必要な接種に追い込んだ人たちの罪は深いと思います。また、死亡に至らなくとも接種後に心筋炎などになった若者や子供が多数報告されています。
このようなことが起こったことをしっかりと記憶にとどめ、今後全体主義の恐怖が起こらないよう、教訓とすべきだと思います。
本文は以下の画像の下に続きます。
ここまでお目通しいただきありがとうございました。(前編了)
3.一定数の国民はワクチンやマスクに疑念を持っていたが言えなかった!?-SNSに現れた率直な叫び-
当時、普通に考えて、もしワクチンやマスクにしっかりした予防効果があると仮定すると、どうしても矛盾する現象が次々と報道されていました。しかし、空気というのでしょうか。多くの国民はそれを言うことができなかった状況が明らかにありました。その空気というのは多くが「みんな一生懸命やっているのだから水を差すようなことを言うな」といった類のものと私は感じていました。科学性はなかったと思います。少しでもワクチンやマスクに疑問を挟むようなことを言うと「反ワク」というレッテルを貼られ、大げさでなく、いわゆる「村八分」になりかねない空気が存在していました。
そのような中でもそういった空気に負けず、実名で本音をSNSで語る人も多くはありませんが、いました。
◆Xで、ワクチンに率直な疑問を提示した武井壮
同窓の皆さんは武井 壮武井壮 - Wikipedia というタレントをご存じでしょうか。スポーツのネタでよくテレビのバラエティ番組に出ている方のようです。その武井氏がX(旧 twitter)に以下のような投稿をしました。Xユーザーの武井壮/ X (twitter.com) この投稿は、現在の数値ですが、「いいね」が11万、リポスト(これを見たユーザーが他のユーザーに知らせること)が2.4万及びリプライ(これを見たユーザーの返事、反応)が4千件以上とXの中では大きな反響を起こしました。私もリプライを見れるだけ見てみたのですが、武井氏を納得させるような説明は見当たりませんでした。むしろ、「反ワク」のレッテル貼りのリプライが多い印象を受けました。
本文は以下の画像の下に続きます。
武井壮が投稿中で言及しているのは、以下の2022年12月28日のNHKニュースです。コロナ 死者415人で過去最多 感染21万6219人 28日厚労省まとめ | NHK | 新型コロナ 国内感染者数 武井氏がXに投稿した2022年12月頃は4回目接種がほぼ終了し、5回目接種が開始になった頃かと思います。
本文は以下の画像の下に続きます。
当初、2021年の2月にワクチン接種が開始されるや、政府も厚労省もそんなことは言っていないのに、テレビの朝のバラエティに出てくる「専門家」と称する人たちは「国民の70~80%が2回接種すれば、集団免疫ができてコロナは収束する」と断言するように言っていました。これを真に受けた国民は多かったと思います。しかし、接種率は到達しましたが、集団免疫など実現せず、感染の波は次々にやって来ます。いつの間にか、政府もはっきり理由を説明せず、3回目接種が開始されました。「2回接種すれば」と言っていた人たちは一切口をつぐんで3回目接種になったことの理由や事情を説明し、弁解することはしませんでした。
そして4回目の接種をしても感染の大きな波はやってきて、ついに死者数は過去最高になりました。こういった経緯を振り返ると武井氏の疑問の叫びはもっともであり、沈黙を強いられた国民の声なき声だと言えるのではないでしょうか。
しかし、武井氏の発言は「ワクチンは効果がないのではないか?」という言ってはいけないタブーに触れたと見え、完全にマスコミにはスルー(無視)されました。
◆Xで、マスク着用に勇気ある疑問を提示した伊原剛志
俳優の伊原剛志 伊原剛志 - Wikipedia は、2022年の8月に下記のような投稿をX(旧 twitter)に行い 伊原剛志 Tsuyoshi Ihara / X (twitter.com) 、武井壮のケースほどではないが、かなり話題になりました。
本文は以下の画像の下に続きます。
伊原氏の投稿は、下記左の報道(2022年7月28日付) 新型コロナ1週間の感染者数、日本が97万人で世界最多 WHO発表:朝日新聞デジタル を見ての投稿だと思います。なぜ国民こぞってマスクを付けているのに、日本の感染者数(人口当たり)がよりにもよって世界一になるのか。しかも下記右の報道(2022年9月29日付) 日本、10週連続で世界最多 新型コロナ感染者数 - 産経ニュース にあるように、世界一の感染者数が10週間以上連続したのです。
本文は以下の画像の下に続きます。
私は、以前本HPに投稿しましたように 令和5年6月7日 管理者(名取)投稿 、その会場とか建物のルールで着用を要請された場合を除き、基本的にマスクを着用しませんでした。そういう私が電車に乗車した際、毎回観察していると、かなり混んだ車内でも私以外にマスクを着用していない乗客を見つけることはできなかったと記憶しています。
正確なことはわかりませんが、感染者数が世界一になった2022年の夏から秋にかけてもおそらく100%近い国民がマスクをしていたと考えられます。
そうするとどういうことになるのでしょうか。
感染者数が飛躍的に増大し、世界一になったのは、マスク着用者からマスク着用者に感染が広がったことによると思わざるを得ないのではないでしょうか。ごく少数のマスクを付けない人間が他者と接する回数は国民の100%近いマスク着用者がマスク着用者に接する回数に比べて無視できるほど小さいからです。
伊原氏はぶっきらぼうな語り口で素朴な疑問を述べていますが、上記で私が述べたことくらいはわかったうえでのことと思います。
こう見てきますと、伊原氏の投稿も「マスクを着用しても感染予防効果は期待できないのではないか?」という、言ってはならないタブーに触れることを恐れた国民の声なき声を代弁しているように私は感じました。
4.遺族が国を集団提訴-国民の一人として見届けたい-
新型コロナワクチンの接種後に死亡した人の遺族など、合わせて13人が国に対し「副反応などのマイナス情報を広報せずに被害を広げた」として、合わせて9100万円余りの賠償を求める訴えを起こしました。(下記参照、2024年4月17日付)新型コロナワクチン接種後死亡 遺族らが国に賠償求め提訴 | NHK | 新型コロナ ワクチン
本文は以下の画像の下に続きます。
「訴状によりますと、原告は、国はワクチンの接種を勧めるために、あらゆるメディアを使って広報した一方、医療機関から上げられる副反応の報告については広報せず、ワクチンの危険性を知ることができなかったと主張しています。」とのことですが、まさに原告の皆さんの言うとおりだと思います。
ワクチン接種が開始された約4か月後の2021年6月23日には、厚労省にファイザーのコミナティだけで277件の接種後死亡報告が上がっていました。000796557.pdf (mhlw.go.jp) また、多くの接種後重篤例も報告されていました。
しかし政府・厚労省はいまだ確定していないメリット(有効性)を言い募って接種を煽り、リスクについては、ほとんど生命に関係のない発熱、接種部位の痛み、腕の痛み等の受け入れやすいものばかり説明して、実際に接種後の死亡や重篤な副反応など生命にかかわるものが出ていることについては一切説明しませんでした。リスクをきちんと説明しなかったのです。
また、今回のワクチンが通常であれば10年程度かかる試験期間を1年の試験期間で承認した特例承認のワクチンであり、中・長期の安全性や妊娠や胎児に対する安全性のデータ等がなく、こういった面でもリスクのあることを国民にきちんと説明しませんでした。
私は未接種ですが、接種をしようとする知人、接種をした知人にどの程度のリスク認識があるかよく聞いたりしていましたが、発熱するくらいの認識しかない方がほとんどでした。
私は製薬会社に勤務していた人間ですが、今回の政府のリスクの情報提供の怠りはまさに犯罪に値するものと考えています。莫大な予算を使って購入したワクチンを何とか消化したいと考え、ワクチンの接種の決断に影響を与える生命にかかわるリスクをわざと省略したのではないかと、私は疑っています。
これからも多くの提訴が起こされると思います。私の年齢を考えると最高裁まで行く、これらの裁判をすべて見届けられるかどうかわかりませんが、国民の一人として見守っていきたいと考えています。
ここまでお目通しいただき、ありがとうございました。(了)