令和5年11月11日 管理者(名取)投稿
【政府は逃げ腰!?国民が最後まで監視する必要があるワクチンの有効性・安全性の検証】
少し前になりますが、NHKより、本年8月24日付で、「薬害根絶 ワクチンの有効性・安全性 データベース化を要望」との報道がありました。 <薬害根絶 ワクチンの有効性・安全性 データベース化を要望|NHK 首都圏のニュース> 少し長いですが以下に全文を引用します。下線は名取によります。なお、データベースとは、データを1つの場所に集約し、保管・管理だけでなく、参照したいデータを簡単に抽出できるようにする「箱」のようなシステム <データベースとは | クラウド・データセンター用語集> で、医薬品などの有効性や安全性を検証するために必要不可欠のシステムです。
本文は以下の画像の下に続きます。
ワクチンの有効性や安全性の検証に必須のデータベースの構築を薬害被害者団体が政府に要請したところ、整備できるのが3年後の令和8年度と回答したとのことで、団体は「本来であれば必死になって早急にやらなければならない。それにもかかわらず相当のんびりしている」と話したと報道されていますが、「のんびりしている」などという、のんきな話ではありません。私は愕然としました。しかしこの深刻度が理解できないのか、この件を報道したのは私が知る限り、朝日新聞くらいでした。 <国が予防接種データベース構築へ ワクチンの安全性情報など一元管理:朝日新聞デジタル >
すなわち、データベースは現在は存在しないということです。なんだかんだ言っても予備的なものがあり、検証の途中結果くらいは示せるようになっているのではと、淡い期待を持っていましたが、甘かった。そんな甘い期待を持った自分を責めるべきでしょうか?
偉そうに言って恐縮ですが、新薬の開発の経験がある私に言わせれば、ワクチンの導入が決まった時点でデータベースの構築は開始され、接種が始まると同時に接種者のデータがインプットされていかなければいけないはずです。なぜなら、人類(日本人)がはじめて経験するm-RNAワクチンであり、随時途中解析結果を出して、これを検討し、接種の継続の可否や接種のやり方を検討しなければいけないからです。
しかし、まったく手つかずのようで、あまりのことにこの3か月間、ワクチンに関する投稿をする気が失せていました。
政府は3年後までにデータベースを整備するといっていますが、今回のコロナワクチンの有効性と安全性の検証結果を報告するとは言っていません。おそらくさらに先に延ばすつもりだと思います。
データベースには接種者の情報だけ入力しても意味はありません。私(名取)のように、ワクチン未接種の国民のデータも入力する必要があります。この理由は説明するまでもないと存じますが、念のため下表を使用して簡単に解説いたします。
本文は以下の画像の下に続きます。
コロナに感染して軽症で済んだので、「ワクチン接種のおかげです」などという方が少なからずいますが、悪いけれども、これはまったく根拠がない「口から出まかせ」と言っても過言ではありません。ワクチンを接種しなくても感染して軽症で済む方はいくらでもいるからです。
ワクチン(ワクチンに限りません)の有効性や安全性を検 証するためには、比較対照としての未接種者のデータが必要です。
ざっくりとした説明で恐縮ですが、ワクチンの重症化予防効果を検証するには、PCR陽性者数のうちどのくらいの割合で重症になったかを接種者と未接種者で比較します。つまり、上記の表のE/A と e/a を比較し、E/A < e/a (接種者の方が未接種者よりも重症化の割合が少ない) が統計学的に証明された時、重症化予防効果があったと検証されたことになります。
同様にコロナによる死亡の割合については F/A と f/a を比較します。これにより、ワクチンにコロナ感染による死亡予防効果があるかどうか判明します。
他にもデータを比較する場合、多くの注意すべきことがあります。例えば未接種群には末期がん患者や意識不明の患者などが含まれてきますが、接種者はある程度以上の健康状態を保っている人たちですから、接種群にはこのような人はいませんので、比較する場合は背景をそろえるために未接種群からこのような人を除かねばいけません。データベースにはこのような情報も必要です。
このように情報が膨大な上に相当な整備が必要ですので今のままでは使用できるデータベースが完成するのはいつになるかわからないという状況と私はとらえています。
認識しておかなければいけないと思うのは、「今回のワクチンがはたして種々の予防効果があったのかどうか、今のままでは(当分)わからない」ということです。
一方、ほとんど報道されていませんが、今回の新型コロナワクチンでは日本のワクチン史上最大の薬害が事実として起こっています。新型コロナワクチン の厚労省による被害認定数が過去45年間の新型コロナワクチンを除く全てのワクチン被害認定数累計を超えることが報告されています。【健康被害救済制度】新型コロナワクチン 過去45年間全てのワクチン被害認定数累計を超える - YouTube
下図のように過去45年間の新型コロナワクチンを除く全ワクチンの死亡認定数をたった2年半で新型コロナワクチンの死亡認定数が上回っています(本年8月末時点)。年率にすると新型コロナワクチン以外が3件/年であり、新型コロナワクチンが84件/年で実に28倍以上です。今回のワクチンは接種者数が多かったからと考える方がいるかもしれませんが、コロナが始まる前は毎年6から8千万人以上の国民がインフルエンザワクチンを接種していたことを思い出してほしいと思います。
さらに直近の10年間(2012~2021)でみると新型コロナワクチン以外のワクチンの死亡認定数は30件であるのに対して、わずか2年半(2021年2月~2023年9月)の期間で新型コロナワクチンによる死亡認定数は323件を数えています(さらに死亡認定の審査待ちが「630件」)。疾病・障害認定審査会 (感染症・予防接種審査分科会、感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査部会)|厚生労働省 年率にすると、新型コロナ以外は3件/年で、新型コロナは 129件/年であり、実に40倍以上の年率になります。審査待ちが多数なので実際はこれをはるかに超える規模ととらえなくてはいけません。
また、本年8月時点で、死亡認定だけではなくすべての健康被害認定件数も、45年間にわたる新型コロナ以外のワクチンの認定件数を、わずか2年半で新型コロナワクチンの認定件数が超えています。新型コロナワクチン健康被害 過去45年間全てのワクチン被害認定件数を超える/兵庫県(サンテレビ) - Yahoo!ニュース (archive.org) 以下に抜粋を示します。
以下は、私の邪推と妄想ですのでお断りしておきたいと思います。状況証拠はあると思いますが、何らの確証はありません。
政府は来る訴訟と糾弾に対して、データベースの構築をわざと急がず、被害審査のスピードも緩慢にして逃げ切りを図っているように私には感じます。
サリドマイドサリドマイド - Wikipedia や森永ヒ素ミルク事件森永ヒ素ミルク中毒事件 - Wikipedia などと異なり、新型コロナワクチンの被害病状が特異的ではない(自然死の場合の病状が多い)ので、データベースでの解析でワクチンを投与した方がしなかった場合に比べて被害症状が統計学的に多いという、動かぬ証拠を突き付けられるまでは、政府はのらりくらりと逃げ回るでしょう。ですから防衛上、データベースの構築はなんのかんのと理由をつけて、遅くすると思います。私が政府責任者であったらまず必ずそうすると思います。
よく知られる薬害エイズ事件薬害エイズ事件 - Wikipedia は、1981年頃に発生してから、最高裁で最終判決が下るまで実に30年近くが経過しています。エイズという特異的で明確な被害疾病と異なり、先に述べたように、新型コロナワクチンの被害症状は特異的ではないため、訴訟の決着がつくのは、30年では済まないと思います。
そうすると、首相や厚労大臣をはじめとする60代、70代の政府の今回のワクチン行政の責任者はそのころどうなっているか?
私が逃げ切りを図っているのではないかと「邪推」と「妄想」をする理由はここにあります。
私の個人的な意見ですが、今こそ、国民が監視の目を光らせて政府のワクチン被害審査を急がせ、データベースの構築を急がせて早急にワクチンの有効性と安全性の検証をさせ、今後の教訓と備えにしていかなければいけないと感じています。
ここまでお目通しいただきありがとうございました。(了)
今まで、サンテレビやCBCなどの地方のテレビ局しか報じていなかった新型コロナワクチン接種による被害状況を、11月25日付で朝日新聞がwebで報道しました。コロナ禍で30倍に 国へのワクチン被害救済申請 審査追いつかず:朝日新聞デジタル (asahi.com)
以下に全文を掲載します。「厚労省によると、コロナ前の2014~18年度は全国で年100件前後だったが、コロナ後は、コロナワクチンだけでも年平均で2800件ほどで、約30倍近くになった。」ときちんと事実を伝えていますが、接種数が多かったからという誤解を招くニュアンスであり、報道の仕方には疑問が残ります。
ここ10年の新型コロナワクチン以外のワクチンの接種数は約4億回であり、新型コロナワクチンの接種数とほぼ同じです。
少し流れが変わってきたと感じますが、相変わらず政治家も朝日以外の大手マスコミもだんまりを決め込んでいます。従来ワクチンの30倍もの被害が出ているのに不気味なことです。国民の世論でこの流れを変えていけないものでしょうか。そうでなければこの先、いいようにされていく気がします。
(以上、文責:75回生 名取和一)
(了)