Celeron 300A にアップ

Celeron300をノーマル2.0V 450MHzで3ヶ月くらい動作させていましたが、私の頭は300Aのことばかり・・。しょっちゅう、celeron worldから掲示板を覗いていました。データベースでは、少しずつBD-100の成功例も増えてきました。そこで、5人のBD-100ユーザーの皆さんにメールを送ってみました。いずれもすぐお返事をいただき、勇気づけられました。みなさん、本当にありがとうございました。以下、匿名にてご紹介させていただきます。No.1

早速、電圧アップの件ですがご存じの通りBD100ではBIOS、JMPなどではできません。そこでCPUのピンをセロテープでマスキングしてアップします。ちなみに2.2VではB199、A119,A121をマスキングします。詳しくは celeron worldあるいは、SOFTBANK社発行の『OVER CLOCK MANIAX』のP42が参考になると思います。以外と簡単ですのでがんばってください。それでは。No.2

まず結論から言うとBD-100で300Aは問題なく稼働します。ただ貴方のBD-100のBIOSのRevisionが古いと稼働しない場合があります。BIOSの日付が98/9/28(だったかな?)以前は稼働しませんのでIwillのホームページにいって最新版のBIOS(確か98/12/23)を落としましょう。

電圧アップに関する方法ということはクロックアップをすると言うことですね。うちのシステムはノーマルの電圧で112*4.5倍=504MHzで稼働します。が、不安定なためインテル純正のファンを外し、アルファのヒートシンク+ファン2個で強力に冷却しています。貴方の300Aがハズレでクロックアップが対してできない場合は電圧をアップすることは有効かもしれませんが、クロックアップをするということはCPUだけでなくMB、VGA等のその他のハードウェアに負担がかかり寿命が短縮されることを覚悟してください。

電圧アップの方法はATX2.01規格の電源(SevenTeam等)を改造し供給電圧を可変式にするか、マザーボードに喝入れキットと呼ばれるものを買ってきて自分で取り付ける。もしくはceleronのピン端子をマスキングして電圧をアップさせるという3種類の方法があり最初の2種類はハンダを使うため少々危険です。よってやるのであればピン端子マスキングが一番リスクが少ないでしょう。

<参考HP>

http://hp.vector.co.jp/authors/VA005747/celeron/

http://www.jah.ne.jp/~ken1/

http://www.kk.iij4u.or.jp/~masashik/index.shtml

http://member.nifty.ne.jp/yoshiike/Menu.html

http://www.din.or.jp/~schiheil/

http://www.d1.dion.ne.jp/~birdy/

No.3

どうも BD100 Rev1.3 は不可思議なことがあります。現在は 374MHz 83x4.5 2.0V で動かしています。Video を FireGL1000Pro から GALLANT ILLUSION TNT にかえてから、FSB100MHz での DirectX のプログラムが動かなくなってしまったからです。3DMark や FinalReality を動かすとフリーズします。これは 2.2V にしても変わりませんでした。同時に MonsterSoundMX300 も導入したのでこちらが原因かもしれません。

また FireGL1000Pro を使っていたときには、はじめは 2.0V 450MHzは動かなかったのですが、2週間 2.2V で使用した後 2.0V に戻すと何事もなく 450MHz で 3DMark などが動いていました。個体差があるとはおもいますが参考になれば幸いです。No.4

注釈が足りなかったようですが、私の300Aは当たりらしく、電圧アップもせずに動いています。変更したのは、バススピードだけです。もうかれこれ2週間たちますが、まったく異常はありません。壊れるまでこのままでいきます。No.5

電圧の件ですが私はCPUに細工をしています。以下のページに詳細が掲載されていますので参考にしていただければと思います。もしくは、最近ソフトバンクから出版されました「OVERCLOCK MANIACS」という本にさらに詳しい情報があります。下のアドレスは有名なCeleron World(http://hp.vector.co.jp/authors/VA005747/celeron/)にあるものです。

私はマスキングにはセロテープを使っています。通常は2.2Vで充分だと思いますので、表に書かれている端子をマスクしてください。ただし、間違った端子をマスクして高い電圧をかけてしまいCPUをお釈迦にしてしまった方もいるようですので自己の責任において試してください。私はこれをお勧めするわけではありません。

これを行っても高クロックで稼動しない耐性の無いCPUもありますのでうまく行かないこともあるかもしれません。私は2.6VでCeleron300Aを504MHzで動かしたことがありますが比較的耐性のあったCPUだと思いますが現在は2.2Vで450MHzにしています。

よーし、やってみるかぁー!!

以下、私の体験記です。

1.購入('99.01.10)

私も何とか300Aの仲間になりました。たまたま厚木のパーツ堂のWWWを見ていたら、昨日の更新で\10,800まで値下がりしていました。秋葉ではさらに\1,000くらい安くなっているようでしたが、迷わず厚木にでかけました。ノジマの値段はどうなんでしょうね。

結果はノーマル2.0Vで、463MHzは問題無し、504MHzでもWin95は順調に動くのですが、HDBENCH以外のベンチマークの結果を得る事はできませんでした。ロットは0842、当たりかもしれませんね。BD-100のbiosを、恐る恐るアップデートし、HDDのデータを2枚のPDにバックアップしてからの作業になりました。2.2.2Vにup('99.01.15)

なんとかテーピングも終わり、いよいよ504MHz本格稼動となりそうです。いつものベンチマークも全て取れました。しかし、ケースの蓋をかぶせたところ、不安定になりました。これはやはり、冷却強化の必要がありそうです。今は、2.2V 464MHzで書いています。うーん、ペルチェも興味ありますが、空冷でお薦めのものがありましたらご紹介ください。3.ベンチマーク('99.01.16)

いろいろ試してみましたが、300A 2.0V 463MHzに戻しました。今までのベンチマークも全て、2.2Vで取り直し、ついでに300の2.2Vとの比較を行いました。結果は、300と300Aの差は、キャッシュだけなんだなと言う事が実感として判りました。ベンチマークとしては、HDBはあまり当てにならないような気もしています。何か探しましょうか?

Superπのデータの取り方ですが、19回目のループが終わって、「OK」を押す前の時間を取らないといけないようです。この方法で全て納得のいくデータが得られました。celeron300も、2.2Vでは504MHzでBIOSまではOKでした。しかし、Win95は立ち上がらずでした。でも、なかなか良いCPUだと思います。本日の結果を以下に並べておきます。(300Aは、L2無しが×、有りが○です)

グラフィック系およびπ計算結果

HDBE261(1024*768 16bit)

※ 後で気が付いたのですが、ウィルスチェックソフトを外して行うべきでした。Super πが、約10秒も速くなりました。