デジタルMULTIアンプの製作

ここ数ヶ月は、TA2020空芯コイル型のデジタルアンプで音楽を楽しんでいました。しかし、たまたまゲルギエフ指揮「春の祭典」のCDを聴いた途端、これをもっと大きなスケール感で聴きたくなりました。友人用に製作した山根式デバイダが、想像を越えた迫力の音だった事を思い出し、我が自宅でも導入する事を考え始めました。マルチアンプシステムを選んだのは以下の理由からです。
・TA2020のステレオ2系統出力を、高音・低音に分けることで、ICひとつで実現が可能である
・左右独立のモノラルアンプになるので、スピーカーケーブル最短の構成にできる
・スーパー・ツィータをグレードアップしたかったので、これがやり易くなる
・フルレンジSP(FE108EΣ)の10kHz以上を切って、コーンの多次元振動を取り除ける