BH第3段 書斎用ウーファー

・私の書斎でも、それなりの音楽を聴けるようにしたいと思っていました。小音量でも充分な低音再生を楽しむことを目的として、Super WooferをBHで設計してみました。

ユニットの前面から出る音のみを集めて、音道を可能な限り長くとる事を念頭におきました。高さは机に合わせて約70cmとしました。ユニットはFW120あたりを使いたかったのですが、ありあわせのFF125Kを使うことにしました。 ホーンのスタート地点はギュッと幅1cmまで絞り込み、exponentialカーブにて、約2.4mの音道を確保しました。音の出口は6cm x 12cmです。結果的には音量がかなりロスしてしまいました。また、折り返しが多数存在するために、高音部の低下も予想以上に実現ができました。 ユニットの背面は、吸音材をギッシリと詰めた方がよい結果が得られました。

アンプとしては、1回路を追加して3D型にしました。トゥイーターは思い切って、5cmのポータブル用市販品(\980也)にしてみました。さて、クロスオーバーをどのあたりの周波数にするかが問題でした。150~500Hzの間で聞き比べをしてみたのですが、ある程度高めにした方がベースやドラムスの歯切れの良い音になることが分かり、300Hzくらいに設定しました。それも12dB/octが必須と感じました。

右側の写真が現状の配置です。開口部を横向きにしていますが、バランスは割と自然なステレオ感となっています。音量をやや大きめにすると、床面に響くような低音を楽しめます。まずは成功でした。