古いアルバムのぞいてみたら
懐かしい確かにあなたがいた
うつむき加減の確かに私もいた
クラスメートがさざめく教室に
一人ぼっちでいることの
好きだったあなたと私は
吸い寄せられるように親友となり
音楽の話をするあなたと
小説の話をする私は
かみ合わない話をして
そっと微笑んでいたね
東京であなたが変わったらしいと
人づてに聞いていた
私もあの頃の私ではないけれど
いつまでも幸せは祈っているよ
そう あなたはいつまでも
私の友達