電車のガタンゴトンが
夜風を貫いてゆく
吹雪の中を
私は一歩一歩
踏みしめてゆくが
先は見えない
こんな人生も
なぜか愛しい
親も友も恋人も
ここにはいない一本道
この行き先に
両手を広げて待っていてくれる人が
いようがいまいが
私は踏みしめ
踏みしめて歩いてゆく
自らを抱きしめて
星に祈って
力をふりしぼり
最後の一歩まで
セ・ラ・ヴィ
私の人生
愛をこめて
我が道をゆく