数えています
この人との
幸せの数を
側にいられる幸せ
言葉を交わせる幸せ
思いやりを優しさと感じる幸せ
笑顔にほほ笑める幸せ
カッコ悪いところも受け入れられる幸せ
いっぱいあるね
細かく見ていくと
無数にあって
私はそのたびごとに
無上の喜びの中に埋没する
私を縛るものを
すべて忘れられる
この人は
なんて私の色を
赤々と染め上げてくれるのでしょう
言葉にしようとしたら
言葉は心を裏切るから
真実は言葉にはならないと
お断りしたうえで 私は
いつかこの人に
心から告げたいのです
――愛しています、と