白い四角をクリック 白い四角をクリック
<震災後の胸のつかえに>
悲・憂 過ぎると、肺気を消耗し、意気が消沈する。
1) 手 当 : 身体に手を当て、やさしく、さすることで、気、血、水の流れが普通に近づくことができる
2) 胸のつかえに用いる漢方処方
(1)茯苓飲(ブクリョウイン)(茯苓、蒼朮、人参、陳皮、枳実、生姜) : 胃の働きをよくして、水分の停滞を改善します。その作用から、胃のチャポチャポ、胃もたれ、胸やけ、吐き気などに用います。体力が中くらいからやや虚弱な人に向き、尿量減少や動悸も使用目安です。
(2)半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)(半夏、厚朴、茯苓、蘇葉、生姜): ある程度体力がある人に。神経をしずめて、心と体の状態をよくします。また、咳や吐き気をおさえる作用もあります。心身ともに疲れやすく、冷え症で繊細な人に向く処方です。とくに、ノドのつかえ感を訴えるときに好んで用いられます。具体的には、不安感や緊張感、イライラ、抑うつ、不眠、神経性の胃炎や動悸、めまい、さらに喘息や気管支炎などにも適応します。
(3)香蘇散(コウソサン)(香附子、蘇葉、陳皮、甘草、生姜): 体力の弱っている人に。軽い発散作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みをやわらげる働きをします。カゼのひき始めに用いるほか、頭痛やじん麻疹などにも適応します。胃腸が弱く繊細で、体力のない人の初期症状に向く処方です.
(4)補中益気湯 (人参、黄耆、蒼朮、柴胡、当帰、升麻、陳皮、生姜、大棗、甘草)補中益気湯(ホチュウエッキトウ): 胃腸の働きをよくして体力を回復をさせ、元気をとりもどすのを助けます。体の疲れ、食欲不振、胃弱、夏やせ、こじれて長びくカゼ、痔、あるいは病中・病後、手術後などで体力が弱っているときに用います。
(5)真武湯(シンブトウ)(附子、茯苓、朮、芍薬、生姜): 体をあたため、体の機能を高める働きをします。また、水分の循環をよくたり、痛みをやわらげる効果もあります。冷え性でやせ型、体力が低下していて、下痢や腹痛を起こしやすい人に向く処方です。
★ 詳しくは「かかりつけの薬剤師」にお聞きください(薬剤師に聞くのは無料です)(医者に聞くと、保健のお金が動きます)
3) 抱きしめる、話を聞く、さするなど、
4) 受け入れてもらった安心感