セイヨウワサビ(ホースラディッシュ)
アブラナ科
蒸し暑くなり、食中毒の季節です。刺身、寿司には、抗菌性のあるワサビを用います。
本ワサビは、156号で、紹介しました。今回は、粉ワサビ・練りワサビ等の用いられる、ホースラディッシュ(Horseradish、ワサビ大根、セイヨウワサビ)です。Horse-radishを直訳すると「馬の大根」、商品名で「山わさび」と呼ばれています。ヨーロッパ原産の多年草で、日本には明治初期に伝来し、北海道等で栽培され、地下部を加工ワサビとして利用されています。辛味は本ワサビよりも強く、地下部が加工ワサビとして利用されています。
辛味成分は、ワサビと同じシニグリンを含み、肉料理に薬味やソースの原料として、辛味・香りを楽しまれます、効能としては、ワサビと同様に、消化促進、抗菌などがあります。
食中毒の季節、香辛料・薬味を巧く利用し、抗菌、胃の状態を普通に保ち、蒸し暑い、梅雨・夏を乗り切って下さい。梅干しも抗菌性が有ります。
発酵と腐敗は共に細菌が行います。食べれる物を「発酵」、害のある物を「腐敗」と言いますが、例えば「納豆、チーズ」のように、世界でその概念が違います。
細菌(ウイルスも含む)は、空気中に、私達の身体の「皮膚に、口~胃~腸~肛門」と、いっぱいいて、人は細菌と共生してきました。
ばい菌(悪いヤツ(細菌))が増えないように、良い菌も環境が悪くなると悪い菌に変わることも有ります。ストレルを溜めて「免疫力を落とさないよう」、心身のバランスを普通にたもって、この難局を乗り切って下さい。
(1)漢方薬の「麻黄湯」は、1000年以上前から、「インフルエンザ」の予防に、用いられてきました。(2)おかしいなと感じたら、「すぐ一包を(頓服で)」、2時間おきに、1包を飲んで、3包も飲めば、普通は、予防できるはず(漢方薬の風邪薬(葛根湯、麻黄湯等)は、頓服で、2時間おきに、服用。3日分も飲めば、治るはず)。(3)また「渋茶でウガイ」をして、咽についた「ウイルスを減らし・弱らせ」、(4)唾液を出して「抗菌」するなど、5)ウイルス「1/100作戦」で、早め早めの対応、(5)また、野菜スープで、免疫力UP、これからの蒸し暑さを、楽しんで下さい。