アカンサス キツネノゴマ科
ハアザミ(Acanthus mollis L.)
アカンサス(acanthus)はギリシャ語の「トゲ」、mollisは「かわいい」に由来します。花言葉は、離れない結び目、芸術、建築などです。また日本名ハアザミは、葉の鋸歯(きょし)が尖ってアザミに似ているのでその名がつきました。古代ギリシャ、ローマの建築の柱の頭の装飾としてアカンサスの葉が図案化され、コリント様式と呼ばれ有名です。
薬用としては、葉及び根を用い、利尿、下痢止め、止血、また根の煎じたものは火傷、捻挫、へリニア、痙攣などにも効果があると言われています。食用には出来ませんが、観賞用としてよく植えられています。日当りと排水の良い場所で、温暖な気候を好みます。
何故か当園では元気に育ちません。水はけが悪く、根腐を起こし、いつの間にかいなくなっています。鉢に植えたのはかろうじて生きています。宇部の山口空港では元気に生きています。
5月になると、宇部山口空港は、バラが綺麗です。一度観に行ってみては如何でしょうか。バラの中に多くの薬用植物が植えられています。これらの薬用植物(ハーブ類を含む)を見つけるのも面白いです。宇部山口空港へは、山陽小野田市からも、小野田線&JR宇部線(草江駅下車、歩いて5分)で、宇部新川からバスでのアクセスも有ります。
皆さん、4月〜5月、気温差が大きいので、心身のバランスが取りにくく、身体がついていかず、まず、最初に臓器では胃が弱ってきます、如何ですか? また、梅雨の時期〜真夏に入ると、暑いので冷たい水を沢山飲み、胃を冷やし夏バテになる方が多いです。「胃はエンジン」と胃カメラの検査室の前に貼ってありました。昔、私は食道からお尻まで(大腸 & 食道・胃・十二指腸)をカメラで検査をしてきました。胃腸の中の食べ物を全て出すのにマグネシウムの塩を使います。飲むとシャワーの様な水性便がでます。ただ、高齢者等で腹が冷えている方は便の出が悪いようです。胃がバテたら、たまには暖かい鍋でも如何でしょうかして、胃をいたわって下さい、「胃はエンジン」です。チューンアップを怠ります。
冷えを改善すると(陽を補う)いろんなことが良くなります。冷えの多い日本の皆様、筋肉を動かし汗をかき、少し新陳代謝を上げ、気血水の流れを普通にし、心身のバランスを普通に保ちませんか? (普通は、なかなか大変です)
皆さん、汗を少し多めにかき、腎臓を普通に保ちませんか!!
水は毎日摂取するのに排泄を腎臓頼っていると腎透析をしないといけないようになるかも? 皮膚から汗を出して、皮膚を潤わし、腎臓を労るのは如何でしょうか?
<薬用植物園便り>
1)5/1、10日ぶりに薬用植物園に着きました。ボタンのピンクが3輪咲いていました。
2)シャクヤクは、まだ蕾が硬く、咲き始めは、後3〜4日はかかりそうです。
3)3月末から播種した種子が、発芽して、大分大きくなっているので、5/2のベニバナ、和ワタ、ピーナッツを植え付けました。明日は、他の10種位を移植する予定です。
4)カラシナは、切り、耕耘しました。
5)平田さんが私が不在の時に、ビニールハウス内の清掃、周りの草刈り、清掃をして下さっていました。
(令和元年5月2日記、文責 矢原正治)
令和元年5月1日19時20分撮影 コンニャクの花 ハナシノブ花
園内で、カラスに食われたリンゴ&ナッツ(5/6) マリアアザミの花 & 蜜蜂(5/5)
ドローンで(5/6、貴島先生撮影)