トクサ
トクサ科
今月は、こんなモノが薬草と思われる、スギナと同じ仲間の「トクサ」です。このような植物が薬草と思われるかもしれません。利用は、春or夏に「地上部」を収穫、湯通ししたものを乾燥、生薬、木賊(もくぞう)といい、下痢、風邪、浮腫、腸出血などに用いられると記されています。
和漢三才図解に、「物を磋(みがく)こと砥(といし)の如し、ゆえに砥草(とくさ)と称す」と記されているようです。トクサの茎は、表面に珪酸(けいさん)を含み、ざらつき、非常に堅く、細工物などを、砥(と)ぐ草という意味から、研ぐ草(とぐくさ)から、「トクサ」の名前がついたとされています。
いろんな植物は、薬用として用いられます。世界の植物の約10%が、薬用に用いられると言われていますので、私達の身近にも沢山の薬用植物があります。西洋薬の無かった時代、身近な薬用植物を持ち用い、体調が悪い(疾病)のときに、利用していましたが、今は薬局に行けば薬があり、酷い時は病院で看てもらうことが可能です。
充実した健康保健で日本は医療が受けられますので、良いですね。ただ薬で身体(心身)を壊すこともあるようですので、薬を服用し、おかしい時は、話をきちんと聞いて下さる、薬剤師・医師に相談して下さい。薬は続ける必要があるモノもありますが、解毒・排泄をする、肝臓・腎臓を弱らせ、薬の長期服用により、他の臓器も弱ってくる可能性があります。自分の心身の変化は、日記をきちんとつけ、おかしい時は、話をキチンと聞いてくれる薬剤師・医師に相談して下さい。
私も2年半前から、ステロイド剤を服用し(1日:最大の50mg → 2mg →現在はゼロ)、心身に大きな変化がありました。最初は精神的に怒りやすく十二指腸潰瘍を4回、血糖値が上がるため、血糖値を下げるためインシュリン注射→ 錠剤の服用。終盤は、酸化された油を使った料理で、湿疹が出る等、多岐にわたる副作用を経験しました。
糖尿病の方が「咽が渇く」は、血糖値350位以上で経験し、体力が落ちたとき(極虚証)寝るのに体力が必要だと教わり。食事をすると、体温が、1℃上がる、太陽に5分位あたると0.5℃位上がることを経験。シャワーを浴びるだけで、体力を使い疲れ、大便を出すと疲れて立てなくなる等々。
元気で、普通に近い生活している今が、素晴しいなと感じています。一年後の2018年1~2月の21日間、体力を試すために、ネパールに出かけ、毎日片道、約2kmを25分位で歩けました。ネパールの医療を少し教えてもらいながら、ノンビリしたネパール生活を楽しみ、日本の良さを感じました。
新型コロナ等々で、ストレスが多いこの頃、ストレスを溜めると、「肝臓(肝)」が、弱り、酒が、まずくなります(旨くなくなります)ので、ご自愛下さい。
肝腎要(肝心要)、肝、腎、心の臓器をいたわり、食べ物が最初に入る「胃」を弱らせないように、楽しい夏をお過ごし下さい。