チョウセンレンギョウ レンギョウ(1/23 山口湯田温泉で)
チョウセンレンギョウ(モクセイ科)
チョウセンレンギョウは、レンギョウと異なり茎が垂れます。連翹と同じで3月中旬から4月にかけて黄色い花を咲かせます。漢字で連翹(れんぎょう)、英名:Forsythia(フォーサイシア)と言います。レンギョウ、シナレンギョウ、チョウセンレンギョウ等があります。大気汚染や病虫害に強いので庭木や公園等に植えられています。果実を生薬「連翹」といい、抗菌、抗炎症などの効果があり、よく使われている漢方処方294処方中14処方に配合されています。慢性の鼻づまり、副鼻腔炎、慢性鼻炎に用いる荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)に、咽をよく使う職の「歌手、声優、政治家、教師、塾講師、 浪曲師」などで咽の枯れた時に用いる響声破笛丸(きょうせいはてきがん)などに配合されています。
ただ日本では果実が余り出来ないので、生薬を作ることは難しく中国から輸入されていますので、花を楽しんで下さい。花をよく見ると雌蕊長くとびだし、付け根に雄蕊があり受粉を避けているようです。また自花の花粉がついても受粉しないと言われ、少し変わりものの花です。果実は秋に熟します。
3月からは山陽小野田市の山口東京理科大学の薬学部(4月新設)の附属薬用植物園作りに出かけています。片道230km位を車に家の薬用植物を満載し移動します。この文章も大学の宿舎で書いています。
熊本は桜(ソメイヨシノ)が満開で散りかけていましたが、山陽小野田市の江汐公園(えじおこうえん)と竜王山などのサクラはまだ5分咲きで今週末の土日が花見のベストの時期でしょうか。
3月28日に観たら熊本の家の庭の藤の蕾も10cmを越え、サクラ、モモ、ハナダイコン(オオアラセイトウ)、ユキヤナギ、肥後スミレ、スミレ、ムラサキケマン、ホトケノザ等が満開です。ボタンの蕾も大分膨らんできました。枯れかけていたトキワイカリソウが葉を出し白い花が咲きました、感激です。コブシの花も終わり、2月に咲いたセリバオウレン、福寿草は果実になっています。
スギ花粉が終わり、ヒノキ花粉が最盛期、黄砂も一杯来ています。『鼻水が出る、眼が痒い時は「ハチャメチャ菊茶」』を飲んで下さい。外出の時も容器に入れて持って歩き、症状が出た時にすぐ飲むと症状が軽減します。少しでも和らぐと集中力が普通に近づきますのでストレルが減します。お試し下さい!!
<山口東京理科大学 薬学部附属 薬用植物園(江汐公園内)>
1)3/16(金)山陽小野田市都市計画課から大学に移管されました。3/14の市の監査を見ていましたが、土、マサ土の下に関しては何も見ていませんでした。
2)耕耘、樹木の植え付け等をしていると、マサ土の下に芝が一杯、大きな石まで出てきます。
3)圃場は小さい耕耘機では耕耘出来ず、中型耕耘機でしていると1kg以上の石が20cm以下の場所にドッサリと出てきます(宝なら良いのですが、石では怒りをおぼえるだけ)
4)3/29に中型耕耘機で耕耘中、埋まっている3kg位の石に当りハンドルが跳ね上がり右目の横をヒット、3cm位切り血が止まらないトラブルに、持っていた手作り紫雲膏のお陰でどうにか血を止めました(手作り紫雲膏はずごい)
5)厚化粧を剥げば剥ぐほど石と芝生がザックザックと出てくる。
三つ鍬で掘り出した石(手袋は血だらけ) 一応カットバンを貼った年寄り
3/30に出てきた40cm下のヨモギ&チガヤの塊
1)圃場の土の深い所に沢山の宝物が埋まったいます、全国から送って頂いた薬用植物は植え付けなければいけませんが、後が大変んです。
2)誰が見てくれるのでしょうか?私しかないのでなと感じながら『物も言えない動けない植物君達』を植え付けています。
3/30牡丹の花と満月(江汐公園薬用植物園) 3/31耕耘機を壊した石
3/31耕耘中に出てきた石達
<4/1>
1)薬用植物園のフェンスの修理に下請け業者が来て11時頃までに終わる。
2)施工業者の武田建設の担当者は、16時頃まで市の担当者方と日除けを作りながら待ち、私は18時30分まで待つが来ず。
3)昨日の末冨商会から借りて壊れた耕耘機の修理費はどうなるのでしょうか?