ネパールAITM大学のリンゴ モモ (2019年2月24日撮影)
リンゴ バラ科
今月は、ネパールのAITM大学(ホワイトハウス)構内に植えてある、リンゴです。
小学生の頃、親戚の盛岡の方から毎年秋に、大きな木の箱に入ったリンゴが届いていたのを思い出します。美味しかった、確か赤&黄色のリンゴだったと思い出します?
昨今、リンゴの機能性が良く言われています。成分はリンゴポリフェノールまたセラミド等です。
リンゴを切って放置すると、褐変してきます。この褐変は果肉に含まれるポリフェノールが酸化酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)で酸化重合して起こります。昔から塩水に浸ける、酢に浸けることで、褐変を防いできましたが、リンゴを酢に浸したものを食べると余り美味しくありません(私的な感覚)
皮には色素のアントシアニン(アントシアニジン、アントシアン)が含まれています。これは太陽光の紫外線から果実を守ります。リンゴポリフェノールの機能として、抗酸化作用、中性脂質低下、コレステロール低下などが言われています。またセラミドには、がん予防、アレルギー改善などが言われています。
書きながら思い出しました。生・半生のリンゴを食べて「唇・口の中が腫れるアレルギー体質」の方もおられるようです。完全に過熱したリンゴは食べられるとか。アップルパイを完全に焼いてからなら食べられるそうです。抗アレルギー作用があるからといって、安易にリンゴを進めないことです。「食べれますか」ときちんと聞いて下さい。
ネパールのリンゴは元々日本の品種です。ポカラの北のジョムソン近郊で沢山作られています。アップル焼酎も売られていました。結構アルコール度数が高かったです。昨今は、少し大玉、肉の柔らかい品種が売られています。肉の柔らかい品種が一番高いです(スーパーマーケットで280Rs/1kg(1Rs=1円)、硬いのは240Rs位です。デッカく・硬い品種を4個買ったら、180Rsでした。リンゴにネットもついていて、傷むのを防ぎ、いろんな管理が進んできたなと感じています。
ただ、プラスチックゴミが増え、マイクロプラスチックによる世界的な環境問題が言われています。
<ネパール便り>
今年は、少し短く、2/15のお袋一周忌が終わって、2/21に日本を出ました。3/11の帰国で、移動も入れて19日間(実質17日)です。
★1)カトマンズは、標高1,400m位ありますが、緯度が沖縄と同じ位ですので、熊本よりも花の動きは早く、暖かいかもしれませんが、日陰は足から冷えて地冷えします!!
★2)川のゴミはずいぶんと無くなりましたが、悪臭は相変わらずです。休日に川に入ってゴミ拾いのボランテイアをしている方々を見かけました。(40年位前まで、川で泳ぎ、魚も沢山泳いでいたと50歳前のGuest Houseのオーナーの話)
★3)2015年4月の地震で被害を受けた、街の中心になる、ダルバート広場の寺院も修復がずいぶん進んできました。Patanの中心部の寺院の修復は日本の援助で始まっています。来年来る時は、綺麗になっていることを期待しています。
★4)3/8に日本料理店で「ソバ&天ぷら定食」を食べたら、お腹の調子がおかしいです。ネパール料理を食べている時は何も無かったのですが。油のせいでしょうか??(日本食を食べてお腹を壊した、変わった日本人です)
★4−1)疲れて、腹が冷え、少し下痢気味なのかなと、3/12のクラシエの漢方勉強会でもらった人参養栄湯を飲んでみました。下腹部が温まり、少し良いみたいです(やはり疲が溜まっているのでしょうね!!、山口から帰ると、いつも2日ぐらい寝ています。ネパールに17日も居たのですから疲れないはずがないです)
★5)カトマンズに着いた2/22は、気温が22℃位まで上がりましたが、その週末は、冷え込み雪が降り、カトマンズ盆地の少し高い所では真っ白になり積り、雪が積もって喜んでいました。私の泊まっているPatanのMahabuddha Guest Houseの周りは、早朝に小雪が舞ったと言っていました(6時前、私は寝ていました)
★6)3/8に日本食堂の庭で、フジの花が咲き出したのを見つけました。花モモは満開、紫モクレンも3部咲きになりました。2/27には、ゴダワリ植物園で、桜の花見をしてきました。(日本から40年前に日本に苗を持って来られたProf Amatya (KVC大学の創立者、学長)に案内していただきました。
★7)今年は、AITM大学の学生がスポーツ週間などで休みでしたので、急遽変更してKVC大学のバイオケミストリー学科の26名の学生さんと講義&実習をしました。AITMよりも講義の進み方が遅いようなので、戸惑いましたが、マズマズの講義・実習だったのでしょうか??(いつでも反省しながら。自己満足することにします)
★8)今回も多くの方にお会いできましたので、楽しかったです。ただ、大病して、まだ2年、疲れが出ますね、ホームページを書きながら、疲れたなと感じています(69歳ですので、年でしょうか??、まだまだ!!)
8)もし、カトマンズ盆地の砂埃・排気ガス、川の臭いが少なくなり、ヒマラヤの山々が毎日観えると、観光客もカトマンズに滞在するようになるのではと思います。都市計画を考えたい若い人もいますので、日本の大学で、ネパールの方に都市計画などの博士課程の勉強をさせて下さる方がおられたら、手を挙げてください。ご連絡をお待ちしています。yaharashoji@gamail.comまで
ネパール、カトマンズ盆地内のPatan、Mahabuddha Guest HouseのWi-Fiより(3/9 文責:矢原正治、変更:3/12)
3/9、帰る前、宿泊代を16泊分支払ったらご好意で格安に、15回分の朝夕の食事代と合わせて「2万円位」でした。その分「NGO 日本ネパール友好協会」に2万Rsを寄付しました。
3/8日本料理屋のフジ ポカラ大学ケムさん(左)と ゴダワリ植物園での花見
KVC大学の生物化学の学生さんと記念写真(3/7) ケムさんと(3/8)
3/4(月)、ナガルコットで見つけた新しいゲストハウス($45/day)、花が綺麗に植えられています
昼食(麺)&茶(アールグラー様の香りの紅茶)を頂きました。 BBQセットもありました。
「日本人にあった柔らかな味で美味しかったです」
木をふんだんに使った部屋&トイレとシャワーは綺麗です。
ナガルコットのGHの部屋 簡単な昼食「麺とホットケーキ&ネパールビール」
ホトッケーキはウコン入の薬膳でした!!