『水が綺麗(良い)な所に人が集まり、よい文化が発達する』
チンネベリーセンナ マメ科
チンネベリーセンナ花 11月30日撮影、南より周りが紅葉の薬用植物園を観る
今年も早いもので12月になりました。
薬用植物園作り・管理で、大変勉強(強いて勉めて学ぶ)させていただいた年でした。本当が学問(問いながら学ぶ)をしたかったのですが。
2年前(2016年12月末〜)大病した時に、主治医に言われたのが「ストレスのかかる人とは付き合わない」、「ストレスを貯めない様、嫌なことは嫌とハッキリ言う」を言われ、約束して、指定難病(成人スチル病)の治療を続けています。
今月は、またも、下剤の「センナ」です。便秘解消に、葉、果実をもちいます。植物名がついた成分、センノサイド類が含まれています。大黄という生薬の瀉下成分もセンノサイド類です。冷やす作用があるので、体力の有る方の便秘解消に用います。
センノサイド類は、腸内細菌で半分に切れ、効果を示します。しかし抗生物質を飲むと腸内細菌が激減することが有り、センノサイドの瀉下効果が弱まる可能性がありますので、十分注意して下さい。
センナの茎を用いた便秘に良いとの健康食品がありますが、葉・果実(種子も含む)が入っている違法品も有るようです、薬局等では注意して販売して下さい。
<今年の出来事in江汐公園内の薬用植物園>
1) 3月15日、市の工事業者の受け渡し検査:(1)形だけで、土、排水等の検査は見ていないのを確認して(2)土は小野田セメントの様に堅い、(3)フェンスはグラグラと揺れる、(4)中央の道は真ん中が高い(雨水は外の土を排水溝へ運ぶ)
2) 3月末:まず耕耘をするために、(1)小型の耕耘機を晃栄から借りるが、土が固く・石が多く、歯が立たない。(2)Jさんの中型の耕耘機お借りする、(3)耕耘中、余りにも沢山出てくる石を拾っていたら、頭大の石で耕耘機が跳ね上がり、ハンドルで眼の上・眉の下を3cm位切り「ひどい出血」、酷い目に遭う、(4)農機具屋さんから耕耘機を借り耕していると、頭大の石を刃とカバーの間に噛み込み、カバーの太い金具が曲がってしまう。
3) ビニールハウスの中に雨が降ると水が溜まり水田状になる(不思議な現象である)。圃場に水が溜まり、泥濘(ぬかるみ)歩けない状態。そこで排水のための暗渠、計7本を設置していただく(100万円強かかかったが、ずいぶん良くなり、作業が進むようになる)
4) 3月16日〜4月11日の間で、300種余、2000株位を植え付ける。主にOさん、Hさんと女房のボレンティアで、どうにか全部移植し終える。
5) 4月15日:学部長より電話。猫に餌をやらないでくれと言ったのが原因で、動物愛護協会の会長が大学にクレームの電話。「大学&薬用植物園」に来ないこと」との連絡が入る(丁度疲れきっていたので良い休みになる)。5/7まで休ませてもらいました。
6) 5/8〜は、余りにも長くなるので、次回へ
7) <最近では>11/11(日)〜 江汐公園内の水道ポンプの故障で「断水状態」、薬用植物園の水も出なくなりました(農機具の洗浄、収穫した根物の泥落しもままなりません)
8) 市は、緊急事態なのに「規定通り、ます(1)入札し、(2)特殊な機材なので作るのに二ヶ月、計3ヶ月位、直るのは2月まで」かかる、とのこと。
9) 江汐公園の管理者は、6月から調子が悪いと言い続けていたとのこと。壊れないと対応してくれない市役所です。
10)植物は、「動けない・物も言えない」ので、「生命の元の水」は、人が潅水するしかありません!!ジョロに入れて運ぶのが大変な毎日です。
11)一週間に一度は、雨がしっかり降ってほしいと願う毎日です
12)近くのトイレに簡易トイレは置かれましたが、手洗いの水は有りません
2018年11月30日に収穫した「ジュズダマ(左)&ハトムギ(右)の種子」
2018年12月10日:収穫した後に落ち葉を入れて耕耘しました。ウコン類は、葉を切って、麦藁を上に敷きましたが、冬越しは難しいので、ガジュツ、ショウガは堀上て、籾殻に入れる予定です
12/10の薬用植物園