フユノハナワラビ ハナヤスリ科
少し変わった薬用植物を紹介します。シダの仲間で、薬用植物は少ないのですが、その中の一つが、フユノハナワラビ(冬の花蕨)です。フユノハナワラビは、10月に葉を出し、そのまま越冬、初夏に地上部が枯れる、シダとしては珍しい植物です。10月に出てくる立っている胞子葉が花の様に見えることから名前がついています。英語で「grape fem」(葡萄シダ)と言い、胞子嚢(ほうしのう)がブドウの房ように見ところからついたのでしょうか。
フユノハナワラビには、2種類の葉があります。直立する花の用な胞子葉と、地面をはう栄養葉です。胞子葉には、黄緑色の粒状の胞子嚢があり、こん中に胞子が沢山入っています。
薬用では、地上部(全草)を乾燥して、腹痛・下痢、風邪や百日咳、解熱に用いるようです。
山に行くと、シダの仲間で、春の山菜のクサソテツ(コゴミ)が葉を大きく伸ばしていました。山に行くと正月に用いるウラジロもお飾り用に裏が白くなり準備をしているようです。秋の野山を歩くのも楽しいです、迷子にならないように、周りの雑草を観ながら楽しんでください。
11月に入ると、花粉・pm2.5がボチボチと飛散し始めます。花粉症の方は、花粉を感じる季節が近づいてきましたので、何かと大変だと思います。花粉症の方は、症状が出ると「集中力が散漫になり」勉強、仕事が進みませんね。
病院でもらう薬は抗ヒスタミン薬が多く、眠気を誘うものが多いので、これも勉強、仕事が進みませんね。
身近な食用の物を使ってお茶、「ハチャメチャ菊茶」を作ってみました。無農薬のイグサ、無農薬の未熟ミカン、菊の花を混ぜてお茶です。イグサ、未熟ミカン、菊の花には、抗ヒスタミン効果が確認され、また抗ヒスタミン作用を示す成分が含まれていることが報告されています。
花粉症でお困りの方は、「一日一包飲むと花粉症を忘れる、ハチャメチャ菊茶」は如何でしょうか? お問い合わせは 矢原(☎ 232-2053)まで
咽に違和感を感じたら「濃い茶」でウガイをし、早めに風邪等の予防をして、少しでも普通の状態を保て下さい。元気(普通のエネルギー状態)が一番!!