アシタバ セリ科
葉を切っても「明日も葉が出る」からアシタバとついたと言われています。東京都の南の島の八丈島、伊豆七島や本州の温暖な海岸線に自生しています。
昔知人から、八丈島で乳牛が食べてミルクが沢山出るようになったと言う話をききました。切ると黄色い汁が出てきます.これはポリフェノール類フラボノイドの仲間のカルコン(Chalcone)類の黄色い色に由来します。1970年代から成分・機能性の研究が行われ、機能性に関する多くの成果が得られています。
民間薬としては、高血圧の予防、強壮・強精、食欲増進、疲労回復などで利用されています。また、野菜としても用いられています。
何度も言いますが、良いからと取り過ぎないで下さい。また、合う人と合わない人がいますので、「試してみませんか?」とお勧め下さい。
11月の前半は、山口の小野田にある江汐公園内の薬用植物園で、薬用植物の管理の仕事(野良仕事)をしていました。
日に日に日没が早くなっています。太陽が当たっている時は、動いていると汗かくほど温かいのですが、陽が陰ると急に寒くなります。太陽が西に傾く2時頃から陰が伸びだし、3時を過ぎると、園全体が完全に日陰で寒くなります。汗をかいてジャケットを脱ぎ、仕事を続けていると、体が冷え、16時頃には何となく風邪気味だなと感じました。おかしいかなと思ったので「葛根湯を一包」、2時間後位に更に一包を飲み、2日間続いた風邪かなを防ぎました。
12月は落ち葉の季節ですが、11月に入り、紅葉が始まりました。皆様はどのような木の葉の紅葉が好きですか? 少し変わった紅葉の木をご紹介します。落羽松(らくうしょう)(ヒノキ科)で、別名は「沼杉」といいます。水の中に生えることが出来るので、この名前がついています。幹の周りに呼吸のための呼吸根(気根、膝根(しつこん))が出ます。私が薬用植物園を作っている山口県山陽小野田市の小野田IC近くの江汐公園内の薬用植物園の北の池の中に生えています。
風邪&食中毒に気を付け、元気で、年末&新年をお迎え下さい。
11月末(11/27〜)園に来て、冬支度です。エゴマの種子は雀に8割位食べられました。雀さんは元気です。
春日ボウブラ(カボチャ)は、100個位収穫できましたので、薬学部の食堂30個位、事務棟に55個、置いておきました。事務棟のカボチャは、ほとんど無くなっていました。来週始めに余った春日ボウブラは、薬学部食堂で、冬至近く、学生さんに、昼食で提供して下さると思います。
サツマイモも、薬学部食堂で、11月終わりに提供して下さったようです。(嬉しいです)
★12月23日、大学で、「屠蘇散」をつくります。興味のある方は、矢原までご連絡下さい
場所:山口東京理科大学 客員宿舎1Fラウンジ、17時〜20時頃
ついでに「手作り赤クリーム」を作る予定
★12月16日(月)13時〜18時 「屠蘇散」を作ります。
熊本県立大学「環境共生学部 西棟 1階 学部演習室」
ついでに「手作り赤クリーム」を作ります
★無事、終了しました。屠蘇散150個位作りました★
★12/13、久住高原より、阿蘇五岳を観る(阿蘇中岳が噴火し、涅槃像の臍から噴煙が東(顔の方向根子岳)に流れています。灰が降る町の方々は大変です
<月例第9回 観察会>
1)12/21(土)、11時〜13時に、8名の参加で行いました
2)カスガボウブラを生食して、色がニンジン、パパイアのようだ、思ったより美味しいと、
リピートで二切れ食べられました
3)屠蘇散&カラスウリ種子を差し上げ、新しい年が良いことを願う
4)手作り「赤クリーム&黄クリーム」の、説明を、実際にクリームに触り、匂っていただく
5)屠蘇散に入れている生薬の原植物、紫根、当帰、キハダ(黄柏)、ニッケイなどを見て廻り
6)四季なりイチゴを食べる
7)カスガボウブラを一人一個差し上げる
8)参加者に、2019年版「薬草ガイド」を参考書で、差し上げ、終了
9)2020年は、1、2月は、ネパールにて講義&実習で不在、
10)次回は「3/14(第2土曜日)と伝える