巡る巡る第二次世界大戦(2019)

この年は昨年を超える、3人の新人部員が入ってきて部内の活気がより一層溢れました。

この年、私達は第二次世界大戦について発表しました。なぜか新人部員が全員、第二次世界大戦に詳しかったという予想外の幸運により、昨年よりスムーズにリサーチが終わり、企画等につぎ込める時間が増えました。

去年の来場者増加に多大な貢献をした射的ゲームとジオラマを再び作り、更に校内クイズラリーの作成や当時の軍服のコスプレをする(なぜか新人部員の一人が持っていた...)といったことも行いました。

開橋祭前日、「今回こそ昨年のような突貫工事にならないようにしよう」と言った総帥の思いも虚しく、やはり設営完了がギリギリになってしまいました....

ですが、昨年とは比べ物にならないほど企画の質が上がっており、これは来場者500人も夢じゃないと思っていました。

ところが、そんな私達の思いを踏みにじるが如く、台風19号がやってきました....結局、開橋祭は2日の延期を余儀なくされ、10月14日、10月15日の開催となりました。14日は祝日だからまだマシなものの、15日はただの火曜日。これでは来場者500人なんて夢のまた夢。誰もがそう思いました。

しかし奇跡は起きたのです。

なんと初日に500人を超える人に来訪いただけたのです!!これには部員の誰もが驚愕し、こう思いました。

「射的ゲーム、なんて恐ろしい子....」と。

結果的に開橋祭は大成功に終わりました。

そして1期生の先輩方はこの開橋祭で引退となりました。開橋祭後には第二代総帥第三代総帥での引き継ぎ式が行われました。その時前、二代総帥三代総帥に発した「これからの歴史研究同好会をよろしく頼む」というセリフは今でも脳裏に焼き付いて離れません。

その後、全員で記念写真を撮り、皆笑顔で史上最高の開橋祭を終えることができました。

(諸事情により、顔出しNGの人はスタンプで表情を表しています。真ん中は当時の顧問の鈴木先生です。)