世界史探求

第二章

古代東方世界 インド・中国

第一回 インダス文明

1.インダス文明において、「死者の丘」を意味する名を持つ遺跡はなにか

2.インダス文明においては、楔形文字が使われており、その文字は未解読である。正誤を答えよ

3.インダス文明においては、文字や動物の柄の掘られた印が使われたが、これをなんというか

4.カイバル峠を通り、原住民のドラヴィダ系民族を征服してインドに定住したインド=ヨーロッパ語族の民族は何か

5.4が最初に定住した、インド国歌にも登場する地名は何か

6.BC1000~600頃年までの間は、ヴェーダ(聖典)時代と呼ばれるが、ヴェーダの中で、神への讃歌をまとめたものはなにか

7.BC10世紀以降に形成された身分制度で、4つの基本身分を持つ、「種姓」と訳される制度はなにか

8.7の制度の中で、商人や農民などが所属した庶民階級をなんと呼ぶか

9.7の制度の枠外に置かれ、「見ただけで穢れる」などと言われるほど差別された階級は何か

10.7に、さらに細かい身分制度であるジャーティを結びつけて成立した、現代インドにも禍根を残す社会制度は何か

第二回 古代インド世界と宗教

1.BC6世紀頃に乱立した都市国家の中で有力であり、BC5世紀にはコーサラ国を倒し、ガンジス川中流域を支配した国は何か

2.交易等の発達により、インドの宗教であったバラモン教の中でも、祭式至上主義を批判する哲学書「奥義書」が生まれた。この哲学書に代表される哲学を何というか

3.インドの思想観念で、特に重要なものは2つである。一つは「業(カルマ)」の観念である。もう一つはなにか

4.シャカ族の王子でありながら、その身分を捨て、修業に励み、仏教を創始した、ブッダの尊称を持つのは誰か

5.仏教において、4の人物が至ったとされる、輪廻転生から脱却して自由を得た境地のことを何というか

6.仏教において、生、死、老、病のことを総称して何というか

7.仏教において、八苦とは何か

8.マハーヴィーラと呼ばれる人物が開いた宗教はなにか

9.マハーヴィーラの本名は誰か

10.8の宗教が特に重視する教義はなにか

第三回 インド世界の諸王朝と文化

1.アレクサンドロス大王の東方遠征後に滅ぼされたマガダ国の王朝は何か

2.インド最初の統一王朝で、チャンドラグプタ王によって建国され、首都をパータリプトラに置いた王朝はなにか

3.2の王朝の最盛期の王で、上座部仏教に帰依し、法(ダルマ)による統治を重視したのは誰か

4.3の王が各地に作ったのは磨崖碑や石柱碑であるが、この王の時代に建てられた仏舎利を収める建物はなにか

5.3の王の子供が仏教の布教を行った地域はどこか

6.一世紀頃にクシャーン人によって建てられたクシャーナ朝の首都はどこか

7.6の王朝の最盛期の王は誰か

8.紀元後の仏教の理論を確立した、中国名で竜樹と呼ばれる人物は誰か

9.クシャーナ朝時代にギリシア芸術の影響を受けて発達した仏教美術はなにか

10.マウリヤ朝衰退後のインドで、広大な領地を持った、首都をプラティーシュターナに置いた王朝は何か

第四回 グプタ朝


1.4世紀前半に成立した統一王朝である、首都をパータリプトラに置いたグプタ朝の創始者は誰か

2.グプタ朝最盛期の王チャンドラグプタ二世の治世下で、インドを訪れた東晋の僧は誰か

3.グプタ朝時代に、バラモン教と民間宗教が融合して成立し、現代でもインドで多数の信者を持つ宗教はなにか

4.3の宗教の三大神を答えよ

5.聖典が存在しない3の宗教で、人々の生活規範を規定した法典はなにか

6.グプタ朝では、サンスクリット語で書かれた文学作品が多く書かれたが、これらを何というか

7.6の一つで、部族間の戦いを主題とした叙事詩はなにか

8.6の一つで、コーサラ国の王子ラーマの冒険をえがいた英雄譚は何か

9.チャンドラグプタ二世の宮廷詩人で、『シャクンタラー』を著したのは誰か

10.インドで確立され、後にアラビア世界に伝播した数学上の概念はなにか

第五回 グプタ朝期の文化とその前後

1.グプタ朝期に創設された仏教研究機関はなにか

2.グプタ朝期に確立された仏教美術はなにか

3.6~7世紀に成立された石窟寺院の存在するインド西部の地名はなにか

4.純インド風の仏像を多く作ったことで知られるインド北部の都市は何か

5.ハルシャ王が建国した、北インド最後の統一王朝は何か

6.6の王朝の前後にインドに留学した中国の僧を二人挙げよ

7.密教化した仏教を最後に保護した王朝は何か

8.8~13世紀に北インドに侵入し、諸王朝を建てた民族は何と自称したか

9.7世紀に南インドで流行した、ヒンドゥー教への絶対帰依を唱えた、タントリズムに基づく宗教運動はなにか

第六回 南インド

歴史研究同好会部長の作る10問くらいテスト 6


1.南インドで乱立した諸王朝で使われ、現在もインドの公用語の一つである言語はなにか

2.1世紀頃にギリシア人が書いた、紅海からインド洋にかけての航海・地理・物産の案内書はなにか

3.グプタ朝やその他地域の王朝を攻撃し、ササン朝に滅ぼされた遊牧民は何か4.ガンジス川中流域に存在する、沐浴の聖地はどこか

5.デカン高原でラーシュトラクータ朝等と争った王朝は何か

6.ローマ帝国との海上貿易で栄えた、南インド最南端の王朝は何か

7.宋との貿易で栄えた、南インドの王朝はなにか

8.アーリヤ系の人々がBC5世紀にスリランカに移住して建てた王国はなにか

9.仏教を広めるために、自らの王子をスリランカ(セイロン)に派遣したのは誰か

第七回 東南アジア①

1.BC4世紀頃から東南アジアに広がった、銅鼓などに代表される青銅器文化はなにか

2.一世紀にメコン川下流に建てられた、オケオを首都とする東南アジア最初の国家はなにか

3.2世紀末頃にベトナム中部に成立した、チャム人による国はなにか

4.9~15世紀に栄えたアンコール朝で代表的なヒンドゥー教寺院は何か

5.7~11世紀頃にチャオプラヤ川流域にモン人が建国した国はなにか

6.義浄が滞在し、その様子を『南海寄帰内法伝』に記した国はなにか

7.6の国は、中国語では何と表記されたか

8.ジャワ中部に存在した仏教国で、ボロブドゥールで有名な国は何か

9.マタラム朝で有名な仏教寺院群はなにか

10.マタラム朝は、改称して何と呼ばれたか

第八回 東南アジア②

1.ビルマ最初の統一王朝は何か

2.スコータイ朝の首都はどこか

3.中国の支配から脱し、11世紀頃にベトナム北部に成立した王朝はなにか

4.3の王朝以後、ベトナムは何と中国語で表記されたか

5.元の侵略を撃退したベトナムの王朝はなにか

6.5の時代に漢字をもとにして作られた文字は何か

7.13世紀末頃に元の侵略を撃退し、ジャワ島に成立したヒンドゥー教国は何か

8.3の王朝で首都とされ、現在でもベトナム社会主義共和国の首都である都市は何か

9.唐の時代に8の都市に置かれた政治機関はなにか

10(発展).6の文字は、現在ベトナムでは使われていない。現在使用されている文字を答えよ

第九回 中華文明の興り

1.BC5000年頃から黄河流域で起こった、最古の新石器文化は何か

2.BC2500年頃から黄河下流域で起こった新石器文化は何か

3.縦目仮面で有名な、BC1600年頃に成立した新石器文化はなにか

4.伝説上の中国最古の王朝はなにか

5.BC16世紀頃には存在していた実在した中国最古の王朝はなにか

6.5の首都の遺跡からは、亀の甲羅等に刻まれた、漢字の原型となる文字が出土した。この文字はなにか

7.孟子が唱えた、王朝交代の考え方はなにか

8.7のうち、武力によって徳を失った君主を強制的に王位から退かせる王朝交代のことを何というか

9.7のうち、君主が徳のある人物に王朝を譲る、平和的な王朝交代と言われていたが、実際は王位請求者が時の王を武力で脅すなど強制的な手段で成されたことが多かったとされる王朝交代は何か

10.BC11世紀頃に成立し、5の王朝に変わって華北を支配した王朝はなにか

第十回 周の統治と春秋時代

1.周の王で、殷を倒したのは誰か

2.1の王が殷を破った戦いは何か

3.周の初期の首都はどこか

4.周が実施した、血縁関係にある諸侯に人民と土地(封土)を与えて統治させる統治法は何か

5.世襲制であった、諸侯や王の家臣の位を3つ示せ

6.4の制度のもととなった、父系親族集団はなにか

7.BC770年に、周は異民族に襲撃を受けたことで、首都を3からどこに移動させたか

8.周の王の力が弱まると、有力な諸侯たちが盟主となって、周王を支えるようになったが、彼らを何というか

9.8の諸侯達が掲げたのは何か

10.BC403年に晋が三国に分裂するまでの時代のことを何というか

第十一回 戦国時代

1.春秋時代は、孔子の著したなんという本から名前がつけられたか

2.中華とは、「世界の中心で華やかな所」という意味であるが、それに対して周辺の民族を野蛮人とみなした思想は何か

3.春秋時代の五人の有力覇者の一人で、晋の君主は誰か

4.BC403年からBC221年まで続いた時代を何というか

5.春秋時代の覇者たちが「王」を名乗らなかったのは何故か

6.4の時代で、特に強かった七カ国を何というか

7.6のうち、後に中華統一を成し遂げた秦の王に仕えた法家の思想家は誰か

8.6のうち、最も北方に位置したのは何か

9.6のうち、秦と趙に挟まれて存在した国はなにか

10.6のうち、渤海に面した、燕の下に存在した国はなにか

第十二回 諸子百家

1.春秋時代末期から現れた諸子百家のうち、儒家を創始し、『論語』を著した人物は誰か

2.1の人物の弟子で、性善説を唱えたのは誰か

3.1の人物の弟子で、性悪説を唱えたのは誰か

4.儒家を批判し、兼愛(無差別の愛)と非攻(戦争への反対)を標榜した、墨子によって始められた学派は何か

5.老子と莊子によって確立された道家の根本的な思想はなにか

6.BC3世紀に、韓非が大成した学派は何か

7.6の思想家で、戦国時代の秦に仕え、変法を実施したのは誰か

8.外交策を説いた縦横家で、秦に六国が合作して対抗する合従策を説いたのは誰か

9.縦横家で、連衡策を説き、8の策を瓦解させたのは誰か

10.鄒衍が大成した、人間生活と天文暦学の関連を説いた学派は何か

第十三回 秦の興亡

1.五経の一つで、中国最古の詩集であるのは何か

2.『楚辞』に多くの歌が収録されている、楚の国の政治家・詩人は誰か

3.BC221年に、中国は何という国によって統一されたか

4.3の国の王は、自らを「最初の皇帝」とし、何と名乗ったか

5.4の人物に丞相として仕え、焚書坑儒を指導した人物は誰か

6.3の国が建設し、現在の中華人民共和国国歌にも名前が登場する防衛設備はなにか

7.4の人物の墓の周辺で発見された、兵士や馬をかたどった人形は何か

8.3の国で実施された地方統治制度は何か

9.3の国の滅亡前に起こった、中国最初の農民反乱はなにか

10.3の国を滅ぼし、劉邦に敗れた、楚の名門出身の武将は誰か

第十四回 前漢の時代

1.前漢の高祖は、孫権を下して中国を再統一した劉邦である。正誤を答えよ

2.前漢で実施された地方統治制度は何か

3.前漢の首都はどこか

4.BC154年に、江南の七諸侯が起こした反乱はなにか

5.前漢の最盛期の皇帝はマルクス=アウレリウス=アントニヌス帝である。正誤を答えよ

6.匈奴を挟み撃ちにする目的で派遣された張騫が派遣された2つの遊牧民族の名を答えよ

7.張騫を派遣した皇帝によって、李広利が大宛(フェルガナ)に派遣されたのはなぜか

8.前漢の時代に設置された郡で、最も西にあったものはなにか

9.前漢の時代には、衛氏朝鮮が滅び、現在の朝鮮民主主義人民共和国の首都である平壌には郡が置かれた。この郡の名を答えよ

10.前漢時代に滅ぼされた、現在のベトナム北部に存在した国はなにか

第十五回 漢王朝の興亡

1.前漢の武帝が実施した、物価調整・安定策を答えよ

2.前漢で使われた銅銭は何か

3.後宮に仕えた、去勢された男性は何と呼ばれるか

4.皇后や妃の親族を何というか

5.前漢時代に、4でありながら、国を乗っ取った人物はなにか

6.5の人物が建国した国はなにか

7.6の国が滅びる契機になった反乱は何か

8.6の国の後には、光武帝によって後漢が建国されたが、後漢にはローマ帝国からの使者が訪れている。この使者を派遣したローマ皇帝は誰か

9.後漢末期に起こった、3による官僚の弾圧事件は何というか

10.後漢は、何という反乱によって滅亡したか

第十六回 漢王朝の文化

1.前漢の武帝が制定した官吏登用制度の名を答えよ

2.武帝に儒教の官学化を董仲舒が進言した結果、設置された官職は何か

3.古典の解釈を目的とした、馬融、鄭玄によって大成された学問はなにか

4.BC7年に前漢で発布された、土地所有を制限する政策は何か

5.製紙法を改良した後漢の宦官は衛青である。正誤を答えよ

6.前漢時代に、刑罰を受けるなどの苦難に遭いながらも中国の歴史をまとめた『史記』を書き上げた人物は誰か

7.『史記』に始まる、中国の歴史記述形式は何か

8.東方を統括する西域都護の職に付き、甘英をローマ帝国まで派遣した人物は誰か

9.8の人物の兄で、党錮の禁で投獄されながらも、『漢書』を書き上げた人物は誰か

10.後漢に使者を派遣したローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスは、中国では何と書かれたか

第十七回 古代アメリカ文明

1.BC1200年頃にメキシコ湾岸で成立した、メソアメリカ最初の都市文明は何か

2.二十進法などを使用し、16世紀にスペイン人によって滅ぼされた文明はなにか

3.BC1~AD6世紀に、メキシコ高原で栄えた文明はなにか

4.14~16世紀にメキシコに存在した王国は何か

5.4の王国の首都で、水上に浮かぶ都であったと言われ、現在はメキシコシティの一部となっている都市はなにか

6.BC1000年頃にペルーで栄えた初期のアンデス文化は何か

7.15〜16世紀に栄えたケチュア人の帝国はなにか

8.7の首都はどこか

9.天空の都とも称される、7の都市はどこか

10.7の帝国で使用された数量等の記録方は何か