2023年度文化祭への取り組み方

おそらくこのHPにの色々なコーナーに書いていると思うのですが、これまでの我々の文化祭企画というのは、お客様を入れて、楽しんでいただかなくてはならないという思いから、自然と射的などのゲームがベースになっていると思います。もちろん、お客様に楽しんでいただくというのは当たり前ですし、その点に欠けていれば文化祭に参加はしないのですが、今までの活動を見て、「歴史要素が少し少ないな」ということをに気が付きました。

この原因の一つは、我々が模造紙ベースで企画を作っていたことだと、私は思っています。模造紙を生かしたやり方は、我々の伝統的なスタイルですし、文化祭らしいといえば文化祭らしいです。しかし、模造紙を使うと、制作に時間がかかり、その上であまり多くの情報を乗せることができません。ついでに言いますと、我々が模造紙を書くと結構な確率で大量の誤字を生産することとなり、点検に来られた先生方には毎年恒例行事のようにツッコミを食らっていました。

さすがに歴研が誤字脱字量産マシーンとして認知されるわけにはいきませんし、このままでは我々の掲げる「お客様に我々の活動と歴史の面白さ・重さ・凄みを知っていただく」という目標を達成できない可能性が出てきます。

そこで、2023年度には「博物館を作る」ことを制作目標とし、展示方法を従来から大幅に変更することを検討しています。2023年度には、今までの模造紙展示から、「博物館方式」という展示方法に切り替えて企画を行おうと考えています。「博物館方式」とは、名前の通り、博物館のような展示を行うことを指します。具体的にどうなるかはまだ不透明ですが、完成した暁には、今までとは一線を画す展示が完成すると思われるので、ご期待くださると幸いです。


執筆者:総帥