本年度の脚本
ヒストリー・アクト・リバイバルで使用する脚本は、全て本校に所属する生徒の手によって執筆されたものです。2023年度は、歴史研究同好会の開橋祭テーマが「ベトナム戦争」となっており、それに関連した脚本を、昨年も本企画に参加していただいた三矢佳一先生に書き下ろしていただきました。
脚本概要
ポスター
ロゴ
脚本名:エージェント・オレンジ
脚本:三矢佳一
役人数:14人(一部兼役あり)
あらすじ:
”灼熱の大地に降り立つヘリコプターや、先の見えないジャングルで戦う兵士。彼らの姿が、故郷のテレビで流れるのも、彼らジャーナリストがいたからだ。そうだ。1967年。僕は、彼らの中のひとりだった―”
1967年、南ベトナム共和国。アメリカの大手新聞社、ユナイテッド・コロンビア通信社の記者で、サイゴン特派員のケント・S・ミレットは、ベトナム戦争を取材する記者の一人だった。命がけで取材して書いた記事も採用されず、希望を見いだせない日々の中で、友人の持ち込んだ「特ダネ」。それは、米軍の行う枯葉剤作戦で使用される枯葉剤「エージェント・オレンジ」の毒性に関するものだった。真実を明らかにするため、ミレットは米軍、そして南ベトナム政府と対決する―
撮影情報
撮影時期:夏休み、夏期講習中(詳細は追って連絡します)
撮影期間:3日間
撮影場所:本校5Fホール
作品監督:三矢佳一
企画実行者:開智日本橋学園歴史研究同好会
企画責任者:竹内 春翔 (歴史研究同好会部長)
脚本名:『エージェント・オレンジ』
原作者:三矢佳一
必要人数:20人
作品上映場所・時期:2023年度開橋祭 歴史研究同好会ブースにて
作者紹介
三矢佳一 みつや けいいち
2022年度ヒストリー・アクトにて、舞台「アナザー・サン」の脚本・監督を務めた。幼少期から小説を書くことを好み、中学校入学後に本格的に脚本の執筆を始める。
主に、戦争やそれに関わる人間を舞台にした作品を執筆することが多い。