2021年度
体育祭での活動
我々歴史研究同好会は6月17日・6月18日に行われた体育祭での部活対抗リレーに参加しました。
部活対抗リレーとはなにかというと、各部活が自分の部活をアピールするようなパフォーマンスを行いながらリレーをするというものです。
私達の部活は、なんとなく察しがつく方もいらっしゃると思いますが、ザ・インドアな部活なため、これまでの体育祭では部活対抗リレーに出場しませんでした。
しかし、今年は新入部員がまだいない上に体験入部期間が緊急事態宣言と重なり、新入生への宣伝があまり出来ていませんでした。
そこで今回、部活対抗リレーへの出場を決めました。
しかし、出場を決めたはいいもののいくつもの問題が浮上しました。
「どんなパフォーマンスをするのか...」
「運動部だらけの中、リレーに参加したら大負けして目立たないか...」
「そもそも、緊急事態宣言下の中でパフォーマンスの打ち合わせなどできるのか...」
出場を諦めるべきだという雰囲気が部を覆った中、部長の口からある画期的なアイディアが出て事態は好転しました。
そのアイディアとは、「石田三成の旗を持って走る」でした。大一大万大吉のあの旗です。
石田三成は、関ヶ原で負けたことにより、敗軍の将として有名である。
つまり石田三成の旗をもって走れば、仮にリレーで最下位になったとしても「史実を忠実に再現しただけです」というなんともカッコいい言い訳ができる。
しかも大きな旗を持って走れば、当然目立つしインパクト抜群。
旗を持って走ることは別に練習がなくても、本番で一発成功できる。
すべての問題が完璧に解決されたため、私達歴史研究同好会は、正式に部活動対抗リレーへの出場をすることになりました。
そしてその結果...
なんと一位をとってしまいました!!
...なんで????? ほんとになんで?????
部員全員が一位をとった瞬間、喜びよりも先に「なんで???」という感覚を共有していましたね(苦笑)
そして、完全に石田三成の旗を使ったことが裏目に出てしまいました...
まあ、歴史のifを考えたりするのも歴史の楽しみ方の1つですし、それを表現したかったということにしておきましょうか...()
なにはともあれ、歴史研究同好会の初の部活動対抗リレーは一位という華々しい結果に終わりました。
来年も出場するかは不明ですが、是非出場した際には応援していただけると幸いです。