第一回インタビュー

”ネット”役、カトウ技術大佐さん

2023年度のヒストリー・アクト・リバイバルでも、先年度と同じく、役者の方々へのインタビュー企画を行います。

第一弾は、南ベトナムの首都、サイゴンでバー「サイゴンパレス」 を営む情報通の男、”ネット”役のカトウ技術大佐さんにお話を伺いました。


Q1.ご自身について教えてください (今までの劇経験など)

私は、元々歴史研究同好会のメンバーの方々との関わりが強く、その関係で、今回の撮影にも参加しました。昨年度は、部長の竹内くんから、技術バイザーとして招集され、撮影に関わりました。演者としての経験は、昨年度のクラス劇などを含めると二回しかありませんが、演じることは好きなタイプです。


Q2.この役は、どういった役だと思いますか?

ネタバレになるのであまり詳しくは言えませんが、”ネット”は、戦時下で生き残るため、その場に応じた立ち回りをできる柔軟さを持った男です。カメレオンみたいですね(笑)。だからこそ、シリアスな場面が多い本作では、彼が一種の緩衝材となって、場の空気が重くなりすぎないんじゃないかな、と思っています。


Q3.役を演じる際に心がけていることは?

”ネット”は、一部重要なシーンはあれど、あまり物語の根幹に関わるような人物ではないので、安心感というか、シリアス続きで固まった観客の皆さんの緊張をほぐせるように演じられればいいな、と思っています。

ちなみに、初期段階では、三矢先生は”ネット”にはもっと重要な役割を持たせようと思っていたらしいですよ。結局、尺や人物構成の関係上、没になったらしいですが。

Q4.撮影に対しての意気込みは?

久々の演劇で、かなりわくわくしています!皆さんに良い作品を届けられるよう、頑張ります!



技術面のみならず、演じる面でも活躍されるカトウ技術大佐さんの演技に期待です!